シラバス情報

授業科目名
国際法特論
開講年次
1年
開講年度学期
2026年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
吉良 悟
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
 グローバル化が急速に進んでいる今日においては、国家間に存在するリスクを予見し、問題発生を未然に防ぐ力が求められています。また、国際問題を扱った各種報道に接する際に、その法的意味を理解していなければ、問題の本質をつかむことは困難です。この授業では、国際社会の構造を理解し、国家間関係を規律する法である国際法の重要論点の理解を深めることで、国際的課題を法的視点から分析できる能力を修得することを目的とします。
 到達目標は、次の3点です。①国際社会の構造を踏まえ、国際法と国内法の相違点を説明できること、②国際法の重要論点とそれに対する学説状況を説明できること、③国際的課題を国際法を用いて分析できることです。
【授業の概要】
 この授業では、国家責任法、条約法といった国際法総論の理解を深化させつつ、環境問題、経済制裁、サイバー攻撃、宇宙利用及び安全保障などの領域についても扱います。
 授業方法は、テキストに基づいて、受講者と議論をしながら進めていきます。そのため、受講者は、事前学修で指定されている該当頁を読み込んで授業に出席してください。また、国際法学修では、条約の理解が不可欠なため、テキストとともに最新の条約集を必ずお持ちください。
【授業計画と授業の方法】
 第  1回 国際社会の構造
 第  2回 国家と国際法
 第  3回 国家機関
 第  4回 条約法
 第  5回 国際法と国内法
 第  6回 国家責任
 第  7回 領域権原と領土問題
 第  8回 海洋法
 第  9回 航空・宇宙法
 第10回 人と国際法
 第11回 国際経済法
 第12回 国際環境法
 第13回 紛争の平和的解決
 第14回 安全保障
 第15回 武力紛争法
テキスト・参考書
(事前学修)
テキスト『国際法』のうち、授業で扱う箇所(下記)を事前に読み、テキストの説明で分からないところがあれば、ノート等にメモしておいてください。また、初めて聞く用語の意味を調べておいてください。

第 1回 『国際法』1-21頁。
第 2回 『国際法』22-39頁。
第 3回 『国際法』40-62頁。
第 4回 『国際法』96-121頁。
第 5回 『国際法』122-136頁。
第 6回 『国際法』137-170頁。
第 7回 『国際法』171-187頁。
第 8回 『国際法』168-187頁。
第 9回 『国際法』188-210頁。
第10回 『国際法』211-232頁。
第11回 『国際法』288-315頁。
第12回 『国際法』316-338頁。
第13回 『国際法』339-363頁。
第14回 『国際法』364-385頁。
第15回 『国際法』386-399頁。

(事後学修) 
授業中に筆記したノート等を十分読み返してください。また、より深く学びたい方は、紹介した図書も読んでみてください。
授業時間外の学修
(テキスト)
①中谷和弘・植木俊哉・河野真理子・森田章夫・山本良『国際法』(第5版)(有斐閣、2024年)。
②植木俊哉・中谷和弘編『国際条約集』(2025年版)(有斐閣、2025年)。

(参考書)
岩沢雄司『国際法』(第2版)(東京大学出版会、2023年)。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
授業への参加度(50%)
期末レポート(50%)

(評価基準)
①国際社会の構造を踏まえ、国際法と国内法の相違点を説明できること。
②国際法の重要論点とそれに対する学説状況を説明できること。
③国際的課題を国際法を用いて分析できること。
備  考
授業等に関する質問は、Teamsのチャットより受け付けます。お気軽にご連絡ください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容