シラバス情報

授業科目名
教育社会学
開講年次
カリキュラムにより異なります。
開講年度学期
2026年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
C-TL-202L
担当教員名
福本 昌之
担当形態
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分…教育の基礎的理解に関する科目
施行規則に定める科目区分又は事項等…教育に関する社会的、制度的又は経営的事項(学校と地域との連携及び学校安全への対応を含む。)
この授業の基礎となる科目
教育原理・教師論
次に履修が望まれる科目
教育課程論
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
現代の学校教育に関する社会的事項について、基礎的な知識を身に付けるとともに、現代教育のさまざまな課題を俯瞰的に捉え、学校教育を社会学的な視点から理解し、考察できるようになることをめざす。とくに、社会変化が学校教育にもたらす影響とそれによって生じる課題、および、それに対応する教育政策の動向を理解する。

(受講生の到達目標)
到達目標1:学校をめぐる近年の様々な状況の変化を説明することができる。
到達目標2:社会の変化、とくに子ども・保護者・地域の変化を踏まえ、学校教育の現代的課題を説明することができる。
到達目標3:「開かれた学校づくり」が進められてきた経緯を理解し、学校と保護者・地域との連携・協働の意義を説明することができる。
到達目標4:学校管理下で発生する事故等の実情を踏まえ、学校安全の目的と意義を理解し、具体的な取組のあり方を説明することができる。
【授業の概要】
子どもを取り巻く社会環境の変化が、学校教育にどのような影響を与えているのかを明らかにし、そこから生じる課題や、それに対応する教育政策の動向について説明する。あわせて、近年重視されている学校と地域の連携について、その意義を理解するとともに、具体的な取り組み事例を通して、「地域とともにある学校」を実現するために必要な条件を考える。さらに、学校安全や危機管理の重要性について、関連する法令や実例等を取り上げながら理解を深めていく。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回:イントロダクション:教育は社会の中で行われる(講義、グループワーク)
第2回:変わる学校制度(講義、グループワーク)
第3回:社会の動向とカリキュラム(講義、グループワーク)
第4回:情報化の進展と学校教育(講義、グループワーク)
第5回:学力問題の動向(講義、グループワーク)
第6回:教師教育改革の動向(講義、グループワーク)
第7回:社会の変化と幼児教育(講義、グループワーク)
第8回:学校の危機管理と学校安全(講義、グループワーク)
第9回:地域と学校の連携—学校評価とコミュニティ・スクール(講義、グループワーク)
第10回:子どもの生活をふまえた学校と家庭の連携(講義、グループワーク)
第11回:子どもの貧困と虐待—福祉と教育の連携(講義、グループワーク)
第12回:義務教育と不登校(講義、グループワーク)
第13回:マイノリティと学校教育(講義、グループワーク)
第14回:ジェンダーと教育(講義、グループワーク)
第15回:共生のための教育(講義、グループワーク)
(授業の方法)
毎回の授業後に「リフレクションノート」(小レポート)の提出を求める。「リフレクションノート」に記された内容は翌回の授業で補足や解説を行い、内容に関する理解を深めるために利用する。
テキスト・参考書
(テキスト)
酒井 朗 編著,『現代社会と教育』,ミネルヴァ書房,2021年。

(参考書)
・中村高康・松岡亮二『現場で使える教育社会学』,ミネルヴァ書房,2022年。
・広田照幸『ヒューマニティーズ教育学』,岩波書店,2009年
・苅谷 剛彦『学校って何だろう—教育の社会学入門』ちくま文庫,2005年。
授業時間外の学修
(事前学修)テキストとレジュメを読みながら各回の概要を把握する。
(事後学修)各回ごとに内容を振り返り、リフレクションノートを作成・提出する。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)期末試験50%、各回の課題の提出物(50%)
期末試験のテーマは、各回講義の内容と関連する内容で設定する。なお、レポート(論文試験)とする場合もある。
詳細は、講義で説明。
(成績評価の基準)「到達目標1〜4」を評価基準とする。
備  考
担当教員の実務経験の有無
県立高等学校教諭、教育センター講師、学校運営協議会委員等
実務経験の具体的内容
高等学校教諭として5年勤務,英語科担当
県立教育センター講師として学校経営領域を担当
複数校の学校運営協議会委員、学校評議員、学校関係者評価委員、外部評価委員を担当