シラバス情報

授業科目名
書道2
開講年次
2年
開講年度学期
2026年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-RE-222L
担当教員名
矢原 徳子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・書道(書写を中心とする。)
この授業の基礎となる科目
書道1
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
この授業は中学校学習指導要領国語・高等学校学習指導要領国語の内容をふまえ、国語科書写や書道を指導するための基礎知識や技能を習得することを目的とする。
 
到達目標1  楷書の基本点画を正しく書くことができる。
到達目標2  字形を正しく整えて書くための方法を論じることができる。
到達目標3  行書の特徴を理解し書写できる。
【授業の概要】
この授業では、学習指導要領に示された目標や指導事項をもとに、中学校国語科書写・高等学校国語の授業実践に必要な指導法を学習する。
【授業計画と授業の方法】
第1回 姿勢・執筆法、平仮名
    文字を書くことと書写教育の全体像を概観する。
    筆記用具(用具・用材)と姿勢・執筆法、平仮名指導について学習する。
    テキストp4,5,26,27,28,29,32,33,34,35
第2回 片仮名
    義務教育における書写指導の要点、片仮名指導の基本的な考え方について学習する。
    テキストp11,14,16,18,20,24,36,37 
第3回 楷書の特徴
    日本語表記に用いる文字の歴史、楷書の特徴、楷書の基本点画を学習する。
    テキストp22,23,38,39,40,41,42,43
第4回 楷書・字形 1単独文字
    字形の整え方について、点画の長短、点画の方向、点画の接し方、点画の交わり方を中心に学習する。
    テキストp46,47,48,49,50,51,52,53
第5回 楷書・字形 2複合文字
    文字の組み立て方(左右・上下・内外)を中心に学習する。
    テキストp54,55,56,57,58,59
第6回 楷書・筆順指導
    筆順の原則とその指導の考え方について学習する。
    テキストp44,45,108,109,110,111
第7回 楷書・文字の大きさと配列
    文字の大きさと配列、点画のつながりについて学習する。
    テキストp60,61,62,63,104,105
第8回 行書の特徴1 点画の変化
    行書指導の基本的な考え方、点画の方向や形の変化について学習する。
    テキストp64,65,66,67
第9回 行書の特徴2 点画の連続 
    点画の連続の仕方について、筆脈の実線化や直接連続を学習する。
    テキストp68,69,70
第10回 行書の特徴3 点画の省略
    点画の省略、筆順の変化について学習する。
             テキストp71,72,73
第11回 行書と仮名の調和
     行書に調和する仮名、文字の大きさと配列について学習する。
              テキストp74,75,76,77,106,107
第12回 書き初め指導
              書き初めの歴史を知り、伝統と文化への理解を深める。
              テキストp82,83
     ※大学構内の文房具店で指定の書き初め用紙を準備する。※第1回〜第12回までの作品提出
第13回 実用的な書式 散らし書き1
              平安時代に書かれた散らし書きの名筆、寸松庵色紙を数首学習する。
              変体仮名を書けるように暗記し、散らし書きの形式や構成の工夫を古典から読み取り臨書する。
              テキストp77
     ※参考資料配布,大学構内の文房具店で指定の仮名用半紙と料紙を準備する。
第14回 実用的な書式 散らし書き2
    寸松庵色紙を数首学習する。  料紙の由来や図柄に着目して、図柄をいかした散らし方を古典から学ぶ。
    ※参考資料を持参,指定の仮名用半紙と料紙を準備する。
第15回 実用的な書式 散らし書き3
    寸松庵色紙を数首学習する。
             平安時代の流麗な仮名の美について、連綿の方法と工夫、用筆法、墨継ぎから考察する。
    ※第13回〜第15回までの作品提出

【授業の方法について】
 テキストp102,103,109,110,111を暗記し、確認プリントを配布する。
 講義はテキストと補助プリントを使用し内容を深める。
 実習では机をまわり皆さんの書の特徴や良いところを伝え、改善点については筆を持って指導する。
テキスト・参考書
「国語科書写の理論と実践」全国大学書写書道教育学会 編  美術新聞社 令和2年
 毎回補助プリントを配布します。
授業時間外の学修
事前学習として、毎回テキストの指定したページを読んでくる。
事後学習として、習い終わったプリント課題を折りにふれて練習する。(既習プリントの添削可)
 
※欠席した場合、後日プリントを取りに来てください。課題を指示します。
成績評価の方法と基準
授業への取り組み15%  毎回の課題内容85%の積み重ねによる総合評価
備  考
第1回目の授業から習字道具(大筆,小筆,墨汁,硯,文鎮,下敷き,半紙,新聞紙,雑巾)を持参してください。
教室をきれいに使用するため、雑巾を必ず用意してください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容