シラバス情報

授業科目名
比較芸術論
開講年次
3年
開講年度学期
2026年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-IC-302L/A-IC-301L
担当教員名
足立 恵理子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
美学
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
「美」や「芸術」そして「感性」について、複数の時代や地域を参照しながら、さまざまな枠組みを超えて検討してみましょう。

(受講生の到達目標)
到達目標1:地域や時代等を超えて、「美」や「芸術」、「感性」といった美学が扱う問題について理解を深める。
到達目標2:「美」や「芸術」に関する問題を、客観的に捉え、他者と共有できること。
到達目標3:「比較」という手法を通じて、複数の視点から問題を吟味し、考察できること。
【授業の概要】
この授業では、「比較」という観点から美学に関するさまざまな問題に触れます。近代日本における「美学」という学問の受容を出発点に、異なる地域や時代を横断する複数の比較軸を用いて、「美学史」の観点から浮かび上がる「美」や「芸術」そして「感性」の問題について考えてみましょう。
【授業計画と授業の方法】
第1回   イントロダクション:講義全体の流れ
第2回   近代日本の「美学」受容 ①:「美学」とは
第3回   近代日本の「美学」受容 ②:近代日本思想からの例 柳宗悦
第4回   「芸術」とは ①:概観
第5回   「芸術」とは ②:近代哲学からの例 カント
第6回   「芸術」とは ③:近代哲学からの例 続カント
第7回   「芸術」とは ④:現代の例 アートワールド、日常美学
第8回   時代を遡る ①:概観
第9回   時代を遡る ②:古代哲学からの例1 プラトン
第10回 時代を遡る ③:古代哲学からの例2 アリストテレス
第11回 時代を遡る ④:古代哲学からの例3 プロティノス
第12回 総括 ①:グループ発表準備(グループ内ディスカッションや発表用資料作成)
第13回 総括 ②:グループ発表準備(グループ内ディスカッションや発表用資料作成)
第14回 総括 ③:グループ発表(1グループあたり発表20分、質疑応答10分を予定)
第15回 総括 ④:グループ発表(1グループあたり発表20分、質疑応答10分を予定)

(授業方法)
プロジェクターとスクリーンを使用し、重要事項と図版のスライドを示しながら講義します。
受講生はメモ等を取りつつ聴講し、最終日にグループで授業に関する内容についてディスカッションをし、そこでの内容をクラス全体に発表してもらいます。授業を聞きながら、研究や制作に活かせる点、関心のある点、疑問や考えたことなどを記述&ある程度整理しておき、最終日にグループ内で共有し、発表につなげましょう。最終レポートでは、グループ発表を通じて、自身の疑問や考えがどのように変化したかという点を踏まえ、関心をもった点や疑問等について自身でもう一度考え、記述してもらう予定です。
テキスト・参考書
テキストについては指定しない(必要な資料はコピーして配布します)。参考書は授業中に紹介します。
授業時間外の学修
(事前学習)特に必要ありません。
(事後学習) 興味を感じたものについては、積極的に調べ、自分の関心に引きつけて考察してみましょう。講義中に紹介する参考文献も活用してください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
最終日のグループ発表(60%)、最終レポート提出(40%)
(成績評価の基準)
・美学の問題について、基本的な知識を身につけている。
・講義内容を踏まえ、美や芸術について自身の考えを整理して展開できる。
・自身の制作や研究に向けて講義内容を捉え、考えを深めている。
備  考
不明な点等はお尋ねください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容