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教員名 : 吉良 悟
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授業科目名
国際法
開講年次
2年
開講年度学期
2026年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-MN-215L
担当教員名
吉良 悟
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
法学概論
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
国際法は、国家間関係を規律する法であり、国家間の利害対立を調整する効果的な手段です。グローバル化が急速に進みつつある今日においては、どのような進路を志す方にとっても、国際法に関する知見は必須のものになります。この授業では、国際社会の特徴を知るとともに、国際法がどのように関係しているのかを具体的事例から考究し、直面する国際問題の法的分析力修得を目的としています。
到達目標は、次の3つです。①国際法の基本構造を理解すること、②国際法の重要語句を説明できること、③国際問題を国際法の観点から分析できることです。 【授業の概要】
この授業は、国際法の性質を知るところから始まります。その後、国内法と国際法の違い、国際法に違反した場合に発生する国家責任を扱います。また、国家の成り立ちや、海や空、果ては宇宙といった領域の性質、そして、条約や外交関係といった論点を学修します。国際法の基本構造についての知識を修得した後は、領土問題、環境問題、武力紛争といった各論を取り上げます。授業のまとめとして、現在、国際社会が直面する問題を国際法の視点から読み解きます。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 国際法とは何か
第 2回 国内法と国際法 第 3回 国家責任(法的責任の発生と責任解除の方法) 第 4回 国際法主体(国家、国際組織、個人) 第 5回 国家領域①(領土、海洋) 第 6回 国家領域②(空、宇宙) 第 7回 条約法(条約の意義、留保、条約解釈) 第 8回 外交関係と領事関係(外交使節団・領事の任務と構成、外交特権) 第 9回 領域権原と領土紛争(領有権を巡る争い) 第10回 環境と国際法(国際法の視点による環境問題の考察) 第11回 紛争処理制度(国際社会における平和的紛争解決手続) 第12回 戦争の法的地位と安全保障(戦争違法化の系譜、自衛権) 第13回 武力紛争のルール(害敵手段、兵器の規制、文民の保護) 第14回 国際刑事法(戦争犯罪、国際刑事裁判制度) 第15回 国際法と国際社会(国際法が関連する諸問題) テキスト・参考書
(テキスト)
加藤信行・植木俊哉・森川幸一・真山全・酒井啓亘・立松美也子編著『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)( 有斐閣,2025年)。 (参考書) 岩沢雄司『国際法』(第2版)(東京大学出版会、2023年)。 授業では、レジュメを配布します。 また、欠席者用にTeamsにレジュメをアップロードします。 授業時間外の学修
(事前学修)
テキスト『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)のうち、授業で扱う箇所(下記)を事前に読み、テキストの説明で分からないところがあれば、ノート等にメモしておいてください。また、初めて聞く用語の意味を調べておいてください。 第 1回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)12-20頁。 第 2回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)21-27頁。 第 3回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)27-28頁。 第 4回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)29-33頁。 第 5回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)49、62-78頁。 第 6回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)50-51, 59-61頁。 第 7回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)36-43頁。 第 8回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)43-48頁。 第 9回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)56-57頁。 第10回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)125-134頁。 第11回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)135-148頁。 第12回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)149-160頁。 第13回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)161-172頁。 第14回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)172-173頁。 第15回 『ビジュアルテキスト国際法』(第4版)1-11頁。 (事後学修) 配布したレジュメ、授業中に筆記したノート等を十分読み返してください。また、より深く学びたい方は、授業内で教員が紹介した図書も読んでみてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
①小レポート30%(提出期限は第8回目授業日の23:59まで) ②期末テスト70%(空欄補充問題50%、論述問題20%) (評価基準) ①国際法の基本構造を理解していること。 ②国際法の重要語句を説明できること。 ③国際問題を国際法の観点から分析できること。 備 考
授業等に関する質問は、Teamsのチャットより受付けます。お気軽にご連絡ください。
担当教員の実務経験の有無
なし
実務経験の具体的内容
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