シラバス情報

授業科目名
外国書講読1
開講年次
2年
開講年度学期
2026年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-205L
担当教員名
南郷 毅
担当形態
単独
【科目の位置付け】
【最終授業開講年度】2026年度
この授業の基礎となる科目
基礎数学I
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
<授業の目的>
数学に関する英文読解力を高め、基礎数学1で扱う程度の数学を英語で読み取り、説明できるようになること。

(受講生の到達目標)
到達目標1:テキストの担当箇所の内容を読み取って発表資料を作成できる。
到達目標2:担当箇所をレポーターとして報告を行い、質問にも回答できる。
【授業の概要】
指定したテキストを使って数学英語を読むための基本的な言い回しを学びます。その後,いくつかの本・論文の中から,高校数学から本学の基礎数学1程度の数学で読める程度の題材を選択し,実際に読みます.
最終的には,アメリカの高校生が執筆した三平方の定理(ピタゴラスの定理)の新証明についての論文を読みます.高校生が執筆したとありますが、査読を経て学術誌に掲載された論文です。
短文や数行の文章から始めて、数ページのまとまった文章、10ページ以上の論文と徐々に読む量を増やしていきます。
受講者の状況に応じて、取り扱う題材を変更することがあります。
【授業計画と授業の方法】
第1回  授業内容の説明と英語の勉強方法について
第2回  数学英語の基礎1(テキスト1章)
第3回  数学英語の基礎2(テキスト1章)
第4回  数学英語の基礎3(テキスト2章)
第5回  数学英語の基礎4(テキスト2,3章)
第6回  数学英語の基礎5(テキスト3章)
第7回  基礎的な数学用語について
第8回  高校数学程度の代数と幾何
第9回  基礎数学1程度の微分積分
第10回 素数が無限にあることの証明
第11回 組合せ論の話題1
第12回 組合せ論の話題2
第13回 論文精読1
第14回 論文精読2
第15回 論文精読3

(授業の方法)
・学生が予習してきた内容を、教員と受講者全員に発表する形式で実施します。
 詳しくは初回の授業で説明します。簡単にいうと、理学部や教育学部の数学科で実施される数学のゼミと同様の形式です。
 どのような形式かイメージしたければ、図書館にある漫画「数字であそぼ。」(絹田村子著)を確認してください。ゼミの様子が描かれているシーンがあります。
・発表担当者かどうかに関わらず、毎回、発表資料を準備してください。発表資料は評価対象です。
テキスト・参考書
(テキスト)
服部久美子、『数学のための英語教本 第2版』、共立出版、2025年

(参考書)
・Shigeru Sasajima, Satsuki Kojima, Chad L.Godfrey, Nariko Tsuchida, Motoki Sato, Dominique Lhuillier, Fabienne Argoud Audinot.(2018).CLIL Basic Science and Math.SANSHUSYA
・Aigner, Martin; Ziegler, Günter M. (2018). Proofs from THE BOOK (6th ed.). Springer.
・Jackson, N., & Johnson, C.(2024). Five or Ten New Proofs of the Pythagorean Theorem. The American Mathematical Monthly, 131(9), 739-752. https://doi.org/10.1080/00029890.2024.2370240
授業時間外の学修
(事前学修)
指定された内容について、テキストを読み、内容を理解し、定義・定理とその解説等をまとめ発表資料を作成する。

(事後学修)
授業で指摘された内容や課題に取り組む。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
発表資料の内容(40%)
発表時の説明(40%)
質疑応答への貢献(20%)

(成績評価の基準)
到達目標1:担当した内容について、数学として正しく和訳できている。
到達目標2:担当した内容について、数学として正しく説明できている。
備  考
発表担当の有無に関わらず、毎回の範囲について発表資料を作成して授業に臨んでください。
単なる英文和訳にとどまらず、「基礎数学1」程度の数学的知識に基づいた理解が求められます。
数学は日本語で学ぶよりも、英語で学ぶ方が論理構成を把握しやすく、理解が深まる側面があります。このを通じて、是非、その利点を体感してください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容