シラバス情報

授業科目名
専門演習2a(卒業研究)
開講年次
4年
開講年度学期
2026年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-401T
担当教員名
吉良 悟
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
法学概論、日本国憲法、国際法、専門演習1b
次に履修が望まれる科目
専門演習2b
【授業の目的と到達目標】
 この授業では、①卒業論文完成に向けて、国際法の安全保障分野の論点を理解できるようになること、②卒業論文に必要な文献等を意欲的に渉猟できるようになること、③他者の卒業論文の構成について、問題点を指摘し、改善点を助言できるようになることを目的とします。
 到達目標は、次の3つです。①自衛権を中心に、国際法の武力行使規律について重要論点を説明できるようになること、②教員や受講者からの講評を踏まえて、自身の卒業論文を発展させるための研究資料を自身で収集できるようになること、③他者の発表の問題点を指摘したり、改善点を助言したりするなど、学術的な発表に対して論評する能力を修得することです。
【授業の概要】
 この授業は、第8回目まで輪読を行い、第9回目から最終回まで卒業論文の進捗状況を発表する回としています。輪読では、国際法の武力行使の規律について扱います。指定テキストの各論点は、いずれも重要なものであり、担当者の発表の後は、教員による解説に加えて、受講者で議論をします。
 また、進捗状況報告では、専門演習1bで自身が発表したところから、進捗した部分と教員、受講者からの指摘を受けて修正等をした部分を中心に20分を目安に発表します。発表後は、教員による講評に加えて、コメントシートによる質疑応答や議論を行います。
【授業計画と授業の方法】
第   1回 国際法と安全保障(輪読に必要な前提知識を講義します)
第   2回 輪読①(「第1章 戦争を『許さない』ためのルール作り」を読み、戦争の違法化について議論します)
第   3回 輪読②(「第2章 『許される』軍事力行使①—安保理決議に基づく措置」を読み、湾岸戦争などについて議論します)
第   4回 輪読③(「第3章 『許される』軍事力行使②—自衛権の行使」を読み、自衛権について議論します)
第   5回 輪読④(「第4章 議論のある軍事力行使」を読み、在外自国民保護について議論します)
第   6回 輪読⑤(「第4章 議論のある軍事力行使」を読み、人道的干渉について議論します)
第   7回 輪読⑥(「特別章 ロシアによるウクライナ侵攻は許されるのか」を読み、ロシアによるウクライナ侵攻について議論します)
第   8回 輪読⑦(「特別章 ロシアによるウクライナ侵攻は許されるのか」を読み、クリミア奪還について議論します)
第   9回 卒論進捗発表①(受講者が自身の卒業論文の進捗状況を発表した後、皆で議論します)
第 10回 卒論進捗発表②(受講者が自身の卒業論文の進捗状況を発表した後、皆で議論します)
第 11回 卒論進捗発表③(受講者が自身の卒業論文の進捗状況を発表した後、皆で議論します)
第 12回 卒論進捗発表④(受講者が自身の卒業論文の進捗状況を発表した後、皆で議論します)
第 13回 卒論進捗発表⑤(受講者が自身の卒業論文の進捗状況を発表した後、皆で議論します)
第 14回 卒論進捗発表⑥(受講者が自身の卒業論文の進捗状況を発表した後、皆で議論します)
第 15回 卒論進捗発表⑦(受講者が自身の卒業論文の進捗状況を発表した後、皆で議論します)
テキスト・参考書
(テキスト)
稲葉義泰『「戦争」は許されるのか? 国際法で読み解く武力行使のルール』(イカロス出版、2022年)。
授業時間外の学修
(事前学修)
第1回目
 自身が関心を持つ国際問題を調査してきてください。

第2回目〜第8回目(輪読)
  報告者は、輪読の担当箇所のレジュメを作成してください。報告者以外は、報告される箇所を熟読し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第9回目〜第15回目(卒業論文進捗状況発表)
 発表者は、自身の卒業論文の進捗状況を発表してください。報告者以外は、新規発表箇所について質問をしてください。

(事後学修)
 教員が解説した内容を自身で記載したノート及び授業内で配布された資料を十分読み返すとともに、興味を持った点について関連する書籍を読んでください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
①輪読発表:30%
②卒業論文の進捗:30%
③授業への参加:40%

(評価基準)
①国際法と安全保障の基本的事項を説明できること
②卒業論文完成のための調査、研究に意欲的に取組めること
③他者の卒業論文の問題点や改善点を発見できること
備  考
授業等に関する質問は、Teamsのチャットより受け付けます。お気軽にご連絡ください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容