シラバス情報

授業科目名
専門演習1b
開講年次
3年
開講年度学期
2026年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-302S
担当教員名
田中 政旭
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
管理会計論、経営分析論、専門演習Ⅰa
次に履修が望まれる科目
専門演習Ⅱa
【授業の目的と到達目標】
[授業の目的]
本演習では、①「良い研究」及び②「組織のマネジメント」について学んだ上で、自身の研究計画書(研究する「問い」、その問いを研究する理由・意義、研究方法)を作成する。
そして、そうした活動を通じて、①経営学の理解を深めるとともに、②多面的な思考に身に着けることを目的とする。
それらに加えて、身に着けた知識と思考を利用することで、出来上がった資料を論理的に説明することも目指していく。

[到達目標]
到達目標1:様々な文献を理解できる。
到達目標2:多面的な思考ができる。
到達目標3:論理的に説明できる。
【授業の概要】
授業の目的を達成するために、「良い研究」とは何かについて、講義を行う。また、研究テーマを探索するために、組織のマネジメントについて学ぶ。その上で、グループによるテーマプロジェクトにより、自分たちで探求すべき研究テーマを選定し、その研究テーマについて検討する。このテーマプロジェクトを通じて、「良い問いとは何か」、またその「その問いに対する回答をどのように得ればよいのか」について深く理解してもらう。「専門1b」では、最後に、上記の活動を通じて学んだことを踏まえて、次年度の卒業論文の作成に向けて自分の研究にかかる研究計画書を作成してもらう。
【授業計画と授業の方法】
[授業計画と授業の方法]
1.輪読1:マネジメント、マネジャーの仕事
  組織、組織のマネジメント(他人を通してことをなす)、マネジャーの適性と役割
2.輪読2:意思決定、計画
      意思決定(合理的な意思決定と非合理的な意思決定、定型的な意思決定と非定型的な意思決定)、計画(目標設定、中期経営計画)
3.輪読3:組織構造、組織の腐敗
  権限と責任、管理の幅、組織の腐敗メカニズム(ルールの複雑怪奇化と成熟事業の暇)、組織の腐敗に対する処方箋
4.輪読4:個人、チーム
  モチベーション(期待理論、目標設定理論、衡平理論等)、チームの有効性を規定する要因(チームベースの業績評価等)
5.輪読5:コントロール、管理会計の機能
  診断型コントロール(PDCA、業績管理)、情報システムとしての管理会計、影響システムとしての管理会計
6.輪読6:影響システムとしての管理会計、コントロールパッケージ
  業績の測定と評価、業績連動型報酬制度、4つのコントロール・レバー
7.テーマプロジェクト(グループワーク)
  講義(良い研究、多面的な思考)、グループワーク
8.   テーマプロジェクト(グループワーク)
  グループワークの進捗報告
9.テーマプロジェクト(グループワーク)
      講義(解像度を上げる方法)、グループワークの進捗報告
10.  テーマプロジェクト(グループワーク)
  グループワークの進捗報告
11.  テーマプロジェクト(グループワーク)
  グループワークの進捗報告
12.  テーマプロジェクト(グループワーク)
13.  テーマプロジェクト−発表−
  グループ発表、討論 
14.個人研究
   研究計画書(研究テーマ、研究意義、研究方法)の報告 
15.   個人研究   
       研究計画書(研究テーマ、研究意義、研究方法)の報告
[授業の方法]
 次年度の卒業論文の作成に向けて、①「良い研究」とは何かを学んだ上で、②「良い問い」を探索し、③その問いに対する回答を得る方法について検討してもらう。 
 そのために、研究テーマの探索に役立つ文献の輪読、グループによるテーマプロジェクトの実施、そして個人の研究に係る研究計画書の作成に取り組んでもらう。 
テキスト・参考書
[テキスト]
 前期の取り組み状況を踏まえて、指示する。
[参考書]
  S.P.ロビンス、D. A. ディチェンゾ、M. コールター(高木晴夫監訳)(2014)『マネジメント入門』ダイヤモンド社 .
  伊丹敬之・青木康晴(2016) 『現場が動き出す会計—人はなぜ測定されると行動を変えるのか−』日本経済新聞社. 
  伊丹敬之・加護野忠男(2022)『ゼミナール経営学入門(新装版)』日本経済新聞出版.
  佐藤郁哉(2020)『はじめての経営学 ビジネス・リサーチ』東洋経済新報社. 
  沼上幹(2003)『組織戦略の考え方:企業経営の健全性のために』ちくま新書.
授業時間外の学修
[事前学修]
・報告資料等の準備を行う(プレゼンテーションの回やレビュー内容の検討等に間に合うように、各自で資料の作成に取り組んでください。)。

[事後学習]
・授業内容、仲間や担当教員からの意見やコメントを確認する。
成績評価の方法と基準
[成績評価の方法]
・報告内容及び提出資料の内容(60%)
・グループワークへの貢献度(30%)
・議論への貢献度(10%)

[成績評価の基準]
・文献を理解できる
・多面的な思考ができる
・論理的に説明できる
備  考
進捗や理解度に応じて授業内容を変更する可能性がある。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容