シラバス情報

授業科目名
研究指導(論文指導)Ⅱ
開講年次
2年
開講年度学期
2025年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
山田 和大
担当形態
単独
【科目の位置付け】
修士論文執筆にかかわる諸指導
この授業の基礎となる科目
研究指導(論文指導)Ⅰ
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
先行研究の到達点を踏まえて、学問の発展に資する研究課題を設定し、資料や現象の調査を行い、これを問題解明に有効な視点で分析・考察して、得られた成果を修士論文として執筆することを目的とします。
(受講生の到達目標)
到達目標1: (知識・技能) 自分の研究テーマに関連した先行研究の到達点や問題点を十全に把握し、研究課題を焦点化して適切に文章表現できる。
到達目標2 :(思考力・判断力・表現力) 課題解決のための適切な方法と計画を立案し、正確で十分な資料や調査データをもとに、有効な視点で的確に分析し、説得力のある論理を組み立てることができる。
到達目標3 ::(思考力・判断力・表現力) 研究活動で得た知見を的確にまとめて、適切な手続きに従って研究発表や修士論文として適切にまとめることができる。
到達目標4: (主体性) 自らの課題とその成果を他者と共有できるように発表し、積極的に議論することができる。
【授業の概要】
各自の問題意識や興味・関心にそって研究の計画を立て、論理的思考によって分析と考察を行い、成果を正確で適切な文章表現で論文にまとめる学修活動を行います。
演習で、研究作業の報告と問題点の議論を行います。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 これまでの研究成果の確認と「修士論文中間発表会」の発表内容の焦点化 (演習) 
第2回 「修士論文中間発表会」の具体的な発表内容についての検討 (演習)
第3回 「修士論文中間発表会」の発表資料と効果的なプレゼンテーションのための準備 (演習)
第4回 論文題目と構成の検討 (演習)
第5回 研究作業の報告と分析・考察の検討(6) (演習)
第6回 研究作業の報告と分析・考察の検討(7) (演習)
第7回 研究作業の報告と分析・考察の検討(8) (演習)
第8回 問題設定の記述や先行研究のまとめ方の検討 (演習)
第9回 本論の内容と記述の検討(1) (演習)
第10回 本論の内容と記述の検討(2) (演習)
第11回 本論の内容と記述の検討(3) (演習)
第12回 本論の内容と記述の検討(4) (演習)
第13回 本論の内容と記述の検討(5) (演習)
第14回 研究の成果と課題のまとめ 研究総括の内容と記述の検討(演習)
第15回 研究の成果と課題のまとめ 口頭諮問にむけての準備 研究コンプライアンスに基づいた執筆の確認 (演習) 
(授業の方法)
15回の授業の中で、研究作業の進め方、分析と考察の方法、論理構成、正確な記述について、具体に即して指導します。
また、授業時間以外にも、研究の相談に応じます。 
テキスト・参考書
テキストは使用しません。参考書は、各自の研究テーマに応じて、授業内に個別に紹介します。
授業時間外の学修
(事前学修)
演習発表の準備を進めてください。
(事後学修)
演習発表時の研究協議で取り上げられた探求課題について、作業を進めてください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
演習や研究発表会での発表内容(30%)、演習での質問や意見(10%)、修士論文と口頭諮問(60%)。
(成績評価の基準)
到達目標1: (知識・技能) 研究発表、修士論文、口頭試問において、自分の研究テーマに関連した先行研究の到達点や問題点を的確に述べ、研究課題を焦点化して適切に述べている。
到達目標2 :(思考力・判断力・表現力)  研究発表、修士論文において、課題解決のための適切な方法と計画、正確で十分な資料や調査データ、有効な視点、説得力のある論理で組み立てられた考察を述べている。
到達目標3 :(思考力・判断力・表現力) 研究発表、修士論文、口頭試問において、研究活動で得た知見を的確にまとめ、適切な手続きに従って述べている。
到達目標4: (主体性) 演習、研究発表、口頭試問において、自らの研究と成果を他者と共有できるように発表し、質問に的確に応答している。また、他者の演習発表や研究発表に対して、積極的に質問や意見を述べている。
備  考
Teamsを授業情報や資料の共有に活用します。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容