![]() 教員名 : 横澤 幸宏
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授業科目名
経営組織論特論
開講年次
1年
開講年度学期
2025年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
横澤 幸宏
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
経営学特論
次に履修が望まれる科目
国際経営論特論,マーケティング特論
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
本講義は,経営組織論の専門知識を身につけることを目的とし,受講生が経営組織論の理論に基づいて経営現象を考察できるようになることを目指します。 (到達目標) 到達目標1:経営組織論に関する専門知識を身につける。 到達目標2:経営組織論の理論に基づいて経営現象を考察できる。 【授業の概要】
現代の経営学において経営組織論は重要な学問領域として位置付けられています。経営組織論特論は,企業・組織内部(組織・集団・個人)のマネジメントについて焦点を当てる経営系の専門科目です。本講義では,指定したテキストに基づいて,「経済学ディシプリン」「マクロ心理学ディシプリン」「ミクロ心理学ディシプリン」「社会学ディシプリン」を基礎とする経営組織論の理論への理解を深めます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 イントロダクション:授業の進め方 第2回 経営理論とは何か(テキスト:序章) 第3回 経済学ディシプリン(1)情報の経済学(テキスト:第5章) 第4回 経済学ディシプリン(2)エージェンシー理論(テキスト:第6章) 第5回 経済学ディシプリン(3)取引費用理論(テキスト:第7章) 第6回 マクロ心理学ディシプリン(1)カーネギー学派の企業行動理論(テキスト:第11章) 第7回 マクロ心理学ディシプリン(2)認知心理学ベースの進化理論(テキスト:第16章) 第8回 マクロ心理学ディシプリン(3)ダイナミック・ケイパビリティ理論(テキスト:第17章) 第9回 ミクロ心理学ディシプリン(1)リーダーシップの理論(テキスト:第18章) 第10回 ミクロ心理学ディシプリン(2)モチベーションの理論(テキスト:第19章) 第11回 ミクロ心理学ディシプリン(3)センスメイキング理論(テキスト:第23章) 第12回 社会学ディシプリン(1)社会学ベースの制度理論(テキスト:第28章) 第13回 社会学ディシプリン(2)資源依存理論(テキスト:第29章) 第14回 社会学ディシプリン(3)組織エコロジー理論(テキスト:第30章) 第15回 まとめ:授業の総括 (授業の方法) 本講義では,受講生による報告やディスカッションを中心に授業を進めていきます。各回の担当者はテキストの内容を整理し,報告資料を作成してください。 テキスト・参考書
(テキスト)
入山章栄(2019)『世界標準の経営理論』ダイヤモンド社。 (参考書) 経営行動科学学会編(2011)『経営行動科学ハンドブック』中央経済社。 組織学会編(2013)『組織論レビューⅠ:組織とスタッフのダイナミズム』白桃書房。 組織学会編(2013)『組織論レビューⅡ:外部環境と経営組織』白桃書房。 服織泰宏(2020)『組織行動論の考え方・使い方』有斐閣。 組織学会編(2022)『組織論レビューⅢ:組織の中の個人と集団』白桃書房。 組織学会編(2022)『組織論レビューⅣ:マクロ組織と環境のダイナミクス』白桃書房。 学会誌:『組織科学』『日本経営学会誌』など。 ※その他の文献については,適宜紹介します。 授業時間外の学修
(事前学修)
テキストの該当箇所を読んで,予習を行ってください。また,各回の担当者は報告資料を作成してください。 (事後学修) テキストの内容を復習するとともに,授業内で紹介した文献を読んでみてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
報告(60%),ディスカッション(40%) (成績評価の基準) 到達目標1:経営組織論に関する専門知識を身につけることができている。 到達目標2:経営組織論の理論に基づいて経営現象を考察することができている。 備 考
受講生の理解度に応じて,授業内容を若干変更する場合があります。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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