![]() 教員名 : 高塚 順子
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授業科目名
経済政策特論
開講年次
1年
開講年度学期
2025年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
高塚 順子
担当形態
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校専修免許 商業) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目 この授業の基礎となる科目
ミクロ経済学Ⅰ・ミクロ経済学Ⅱ
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
【授業の目的】
都市に関わるさまざまな課題を把握し、それらをミクロ経済学の視点から分析し、的確な説明やその政策的見解を述べることができることを目標とします。望ましい政策運営のあり方を考える力を身につけ、現実の経済政策を評価する視点を身につけます。 【受講生の到達目標】 到達目標1:使用テキストの内容が十分に理解できること 到達目標2:都市が抱える課題及び具体的な政策について、専門用語を用いて説明できること 到達目標3:特定の都市が抱える個別の課題について、体系的で具体的な政策提言ができること 【授業の概要】
市場経済の中で経済活動を営む私たちは、様々な社会的課題に直面しています。財政、社会保障、労働市場、エネルギー、環境、農業など、日本経済の抱える課題は極めて多岐にわたります。そして、これらの課題を解決するために、政策当局は、都市政策や金融政策、財政政策、産業政策、農業政策、労働政策、環境政策などの経済政策を遂行します。様々な経済政策のうち、本講義では都市政策に着目します。都市においてどのように経済活動が営まれ、その結果どのような問題が生じ、そしてそれらの問題に対処するにはどのような政策が有効かを考察します。
【授業計画と授業の方法】
【授業計画】
第1回 ガイダンス:授業の概要、進め方の説明、「経済政策」を学ぶ意義 第2回 都市経済学 第3回 都市と都市システム 第4回 生産者行動の理論 第5回 都市が存在する理由−規模の経済と都市 第6回 都市が存在する理由−集積の経済と都市 第7回 消費者行動の理論 第8回 都市内土地利用理論Ⅰ−消費者の選択 第9回 都市内土地利用理論Ⅱ−都市の空間構造 第10回 政策的介入が必要な理由 第11回 土地市場 第12回 土地政策 第13回 住宅市場 第14回 住宅政策 第15回 都市交通 【授業の方法】 教員がテキストやパワーポイントで説明した後、学生と議論を行います。 テキスト・参考書
【教科書】
高橋孝明「都市経済学」2012年 有斐閣。 【参考書】 岡田知弘・ 岩佐和幸「入門 現代日本の経済政策」」2016年 法律文化社。 瀧澤 弘和他「経済政策論:日本と世界が直面する諸課題 」2016年 慶応義塾大学出版会。 授業時間外の学修
【事前学修】
テキストを熟読しておくこと。 【事後学修】 講義内容を振り返り、問題点の把握と政策の内容、それらの評価などについて整理し、理解を深めてください。また、日頃から日本経済の現状を伝える情報源(新聞・テレビなど)に接することを心がけてください。 成績評価の方法と基準
平常点30%、レポート70%で評価します。
備 考
担当教員の実務経験の有無
x
実務経験の具体的内容
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