![]() 教員名 : 木村 遥
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授業科目名
博物館情報・メディア論
開講年次
カリキュラムにより異なります。
開講年度学期
2025年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
C-CL-202L
担当教員名
木村 遥
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
[授業の目的]
博物館における情報・メディアの歴史と定義を理解し、その基礎的知識を他者に説明できるようになることを目的とします。また、メディアやデジタル技術を用いた博物館コンテンツの作成について、大まかに企画・立案できるようになることを到達目標とします。 [受講生の到達目標] 到達目標1:博物館におけるメディアの位置付けに関する基礎的な知識を得ることができる。 到達目標2:博物館コンテンツを実際に活用し、自らの考えを深めることができる。 到達目標3:博物館におけるメディアに関して、自ら問題点や課題を設定して検討することができる。 【授業の概要】
博物館における情報・メディアの普遍的意義や種類を理解するとともに、博物館や美術館あるいは教育や研究活動を進めるうえで必要となる、情報の提供やメディアの活用方法について基礎的な能力を養います。また、今日のメディアの急速な発展と普及による価値と問題を考察し、高度情報化社会に対応した新しい博物館情報・メディアのあり方を学習します。
【授業計画と授業の方法】
[授業計画]
第1回 オリエンテーション:メディアとしてのミュージアム 第2回 博物館と情報メディアのかかわり 第3回 博物館展示におけるメディアの活用(1):映像・実物 第4回 博物館展示におけるメディアの活用(2):ジオラマ・音・体験 第5回 ICT社会における博物館 第6回 デジタル・アーカイブ(1):基礎と歴史 第7回 デジタル・アーカイブ(2):運用と活用 第8回 デジタル・アーカイブ(3):メタデータの作成 第9回 博物館メディアの学習活用(1):博物館と外部組織の連携 第10回 博物館メディアの学習活用(2):情報発信とアウトリーチ 第11回 博物館と知的財産(1):博物館と著作物 第12回 博物館と知的財産(2):博物館コンテンツの二次利用 第13回 博物館と知的財産(3):博物館運営とSNS 第14回 博物館におけるユニバーサルデザイン 第15回 まとめと補足 [授業の方法] プロジェクターとスクリーンを利用して、テキストや画像、場合によってはインターネットのページを提示しながら講義を行います。 テキスト・参考書
適宜プリントを配布します。
授業時間外の学修
[事前学修]
実際に博物館や美術館を訪れて、各回の講義を通して得た視点から、その活動を観察してみてください。 [事後学修] 授業で紹介したWebサイトを閲覧したり、実際に活用したりしてください。 成績評価の方法と基準
[成績評価の方法]
平常評価(コメントシートの内容など)30%、学期中に出す課題(1回)10%、期末レポート60%で評価します。 [成績評価の基準] 到達目標1:講義の内容をふまえて期末レポートを作成できている。 到達目標2:博物館コンテンツを実際に活用し、自らの考えを深めることができている。 到達目標3:講義内容を理解したうえで、自ら問題点や課題を設定して検討できている。 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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