![]() 教員名 : 国近 有佑子
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授業科目名
博物館教育論
開講年次
カリキュラムにより異なります。
開講年度学期
2025年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
C-CL-203L
担当教員名
国近 有佑子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
博物館情報・メディア論
博物館展示論 次に履修が望まれる科目
博物館経営論
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
博物館教育の意義や特性について理解を深め、学芸員としての実践に必要な能力の基礎を養うことが目的です。 (受講者の到達目標) 到達目標1;博物館教育の特性や用語について、基本的な説明ができる。 到達目標2;博物館教育について、多角的に考えることができる。 到達目標3;博物館教育についての考えを深め、的確に表現する事ができる。 【授業の概要】
博物館における多様な教育活動について理解を深め、主体的に考えるための基礎を学んでいきます。
博物館と利用者とのコミュニケーションや、博物館が持つ社会的な役割にも注目し、教育普及プログラムの体験や企画立案などの演習を通して、博物館教育の可能性や課題について考察します。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 ガイダンス、教育、学習とは何か...[講義、演習] 第 2回 博物館における学び(1) 来館者の博物館体験...[講義] 第 3回 博物館における学び(2) 学習理論...[講義、演習] 第 4回 教育普及プログラムの考案(1) 事例、リサーチ、発想法...[講義] 第 5回 博物館と教育の歴史(1) 社会の中の博物館...[講義] 第 6回 博物館と教育の歴史(2) 近年の課題...[講義] 第 7回 博物館のアクセシビリティ...[講義] 第 8回 子どもと博物館...[講義] 第 9回 美術作品の鑑賞プログラム...[講義、演習] 第10回 教育普及プログラムの考案(2) 中間発表...[演習] 第11回 ワークショップ体験(校外学習)...[演習] 第12回 地域社会と博物館(1) 学校連携...[講義] 第13回 地域社会と博物館(2) MLA連携...[講義] 第14回 教育普及プログラムの考案(3) 期末発表...[発表] 第15回 これからの博物館と学び...[講義] (授業の方法) 配布資料とスライドによる講義を中心に、小グループに分かれた演習を行います。 期末課題として、博物館における教育プログラムを考案し、発表を行います。 校外学習として、実際に美術館を訪れて、ワークショップを体験する機会を設けます。 テキスト・参考書
使用しません。
適宜、参考書を紹介します。 授業時間外の学修
様々な博物館を訪ねるとともに、実際に各種の教育プログラムを体験することを推奨します。
(事前学修) 小課題や配布資料に基づいて予習を行うこと。 (事後学修) 講義の内容を整理しておくこと。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
リアクションペーパーおよび小課題(30%)、期末課題(30%)、期末試験(40%) (成績評価の基準) 到達目標1;博物館教育の意義や特性について、基礎的な知識を得ている。 到達目標2;博物館教育についての考えを的確に表現できる。 到達目標3;博物館教育についての考えを深め、主体的に課題を設定することができる。 備 考
校外学習実施の都合および受講者の興味関心にあわせ、授業内容を前後し、横断的に行う場合があります。
担当教員の実務経験の有無
○
実務経験の具体的内容
学芸員としての実務経験を持つ教員による授業
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