![]() 教員名 : 平山 直樹
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授業科目名
フィールドワーク
開講年次
3年
開講年度学期
2025年度前期、2025年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-RE-342S
担当教員名
藤川 功和、藤本 真理子、平山 直樹
担当形態
複数
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
日本文学研究と創作に結びつく実地踏査をおこない、資料収集や調査研究能力を身につける。また、事前学修と事後学修では企画立案から成果報告までに必要な知識と技能を修得し、隣接する日本語学・歴史学・民俗学・地域学からも広く日本文化について学修する。 (受講生の到達目標) 到達目標1:フィールドワークの意義をふまえて実施可能なテーマを設定し、一定の仮説を立てて適切な技能を活用することができる。 到達目標2:事前学修とフィールドワークで得た情報を正確に分析し、公開可能な成果報告物を作成することができる。 【授業の概要】
教員引率型フィールドワークと、履修者個人実施型フィールドワークの両方をとおして、計画・実施・報告までの手順を段階的に学び、実際に取り組む授業。教員引率型フィールドワークは津和野・山口エリアにおいて、日本文学科の研究分野に関連する施設や伝承地を2泊3日で採訪する予定。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 講義:ガイダンス 第 2回 演習:フィールドワークの報告書等を読む 第 3回 演習:実地踏査に関する事前学修 第4回 演習:実地踏査に関する事前学修2 第5回 発表:個別計画書の最終確認 第6回〜12回 フィールドワーク:2泊3日の実地踏査 第13回 演習:実地踏査に関する事後学修1 第14回 演習:実地踏査に関する事後学修2 第15回 発表:成果報告(研究レポート、または創作) (授業の方法) 第1回では年間スケジュールを説明する。 第2回〜第5回ではフィールドワークを行うにあたっての必要な手順や心得を学びながら、自身が設定したテーマにふさわしい調査方法を検討し、実施に向けての準備を進める。 第6回〜第12回では2泊3日のフィールドワークを実施する。なお、2025年度は島根県鹿足郡津和野町、山口県山口市近辺を踏査対象地域とする予定。 第13回〜第14回ではフィールドワーク実施後の情報整理と分析を行う。 第15回では個人の学修成果を他者と共有できる形に整えて報告する。 (※ 上記の進行は日程調整の関係から随時変更する可能性もある。) 主な訪問先(※ 履修者数などの関係で変更することがある。) 1日目:島根県鹿足郡津和野町(森鴎外記念館、森鴎外旧宅、津和野町日本遺産センターなど) 2日目:山口県山口市(中原中也記念館、瑠璃光寺、山口県文書館など) 3日目:山口県山口市(山口市内散策)、山口県防府市(防府天満宮、毛利博物館など) テキスト・参考書
資料を配布する。
授業時間外の学修
(事前学修)
事前の配布資料を確認し、研究テーマとの関連づけを想定した課題を授業専用ノートに記録しておくこと。 (事後学修) 各回の演習における成果を授業専用ノートに記録し、改善点と課題に関する情報整理をしておくこと。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
授業への取り組み(50%) 調査研究の事前準備(20%) 調査研究の成果報告物(30%) (成績評価の基準) 到達目標1:実施可能な計画に基づき一定の仮説・技能によるフィールドワークをおこない、その経過を適切に報告できている。 到達目標2:事前学修とフィールドワークで得た情報を分かりやすく分析し、事後学修をふまえた上で他者と共有できる成果報告物を作成している。 備 考
新年度のオリエンテーション期間に実施する事前の説明会に出席しておくこと。授業はポータルサイトとteamsも活用し、演習・実施報告にふさわしい授業形態で実施する。この授業専用ノート(フィールドワーク実施中も利用可能な形態のもの)を準備しておくこと。
担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
学外でのフィールドワーク等を伴う授業
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