![]() 教員名 : 高橋 早紀子
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授業科目名
東洋美術史2
開講年次
1年
開講年度学期
2025年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-RE-115L/A-SF-105L
担当教員名
高橋 早紀子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・美術理論及び美術史(鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの表現を含む) この授業の基礎となる科目
東洋美術史1
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
グローカルな視点から仏教美術の伝播と変容について学び、専門知識や比較分析力をつける。 課題やグループワークを通して、仏教美術の伝播と変容に関する自分の考えを言語化する。 (受講生の到達目標) ・到達目標1:仏教美術の伝播と変容について専門用語を用いて説明することができる。 ・到達目標2:グローカルな視点からアジアの諸地域における仏教美術の特色を比較分析することができる。 ・到達目標3:コミュニケーション力やプレゼンテーション力といった実践力を身につけることができる。 【授業の概要】
法界仏像・不動明王・毘沙門天といったテーマを取り上げ、グローカルな視点から仏教美術の伝播と変容の問題について考察する。授業は講義とグループワーク(発表を含む)からなり、講義ではパワーポイントを用いて多くの絵画や彫刻の画像を提示する。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 イントロダクション(講義) 第2回 美術史学的研究手法〜図像学・図像解釈学〜(講義) 第3回 法界仏像(1)〜西域南道の作例〜(講義) 第4回 法界仏像(2)〜西域北道の作例〜(講義) 第5回 法界仏像(3)〜敦煌の作例〜(講義) 第6回 法界仏像(4)〜中原の作例〜(講義) 第7回 不動明王(1)〜インドの作例〜(講義) 第8回 不動明王(2)〜中国の作例〜(講義) 第9回 不動明王(3)〜日本の作例〜(講義) 第10回 毘沙門天(1)〜地天単独系統〜(講義) 第11回 毘沙門天(2)〜地天・二鬼系統〜(講義) 第12回 毘沙門天(3)〜地天と女神の融合〜(講義) 第13回 発表準備(1)(グループワーク:発表に向けてグループごとに主要テーマに関する授業内容を整理する) 第14回 発表準備(2)(グループワーク:発表に向けてグループごとに主要テーマに関する授業内容を整理する) 第15回 発表とフィードバック(グループワーク:主要テーマに関する発表を行い、フィードバックを受ける) (授業の方法) 第1〜12回は講義形式で行う。 第13〜14回はグループごとに主要テーマに関する発表の準備を進め、第15回に発表を行う。 グループワークを取り入れるねらいは、各グループで主要テーマの要点を簡潔にまとめて発表することを通して、コミュニケーション力やプレゼンテーション力といった実践力を身につけることにある。 テキスト・参考書
適宜資料を配布する。
授業時間外の学修
事前学修:配布資料を読み、わからない専門用語等を調べる。
事後学修:配布資料を見直し、関連図書を読んで理解を深める。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
授業内の課題・グループワーク60%、期末試験40% (成績評価の基準) ・到達目標1:仏教美術の伝播と変容について専門用語を用いて説明し、問題を解くことができている。 ・到達目標2:グローカルな視点からアジアの諸地域における仏教美術の特色について比較分析を行うことができている。 ・到達目標3:グループ内で十分なコミュニケーションをとり、効果的なプレゼンテーションを行う実践力を身につけることができている。 備 考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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