![]() 教員名 : 米倉 広晃
|
授業科目名
日本歴史概説1
開講年次
2年
開講年度学期
2025年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-RE-201L
担当教員名
米倉 広晃
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
日本古代の歴史を、時代ごとの天皇・皇族の在り方を通じて考察し、理解する。 (受講生の到達目標) 到達目標1:奈良時代までの天皇統治の形成を、近隣諸国との対外関係とも併せて説明できる。 到達目標2:日本の天皇制にみる、諸外国の君主制とは異なる特質を説明できる。 到達目標3:近現代的皇室観にとらわれず、各時代に応じた皇族の範囲・身分的性格を説明できる。 【授業の概要】
古墳時代から平安時代までの日本の歴史について、各時代での天皇や皇族の在り方に焦点をあて、その背景にある国内外の社会情勢や政治動向などもおさえながら理解を深めていく。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス(講義)
第 2回 この授業を学ぶうえでの基礎知識(講義) 第 3回 ワカタケル大王の時代への道(講義) 第 4回 オオド王の登場と「天皇家」の成立(講義) 第 5回 天皇・皇族主導の集権体制構築への模索1(講義) 第 6回 第1回小テスト / 授業のふり返り 第 7回 天皇・皇族主導の集権体制構築への模索2(講義) 第 8回 現代まで続く天皇の称号と皇族身分の成立(講義) 第 9回 賜姓皇族とその系譜(講義) 第10回 第2回小テスト / 授業のふり返り 第11回 古代の女性天皇について(講義) 第12回 奈良時代の皇位継承争いと桓武天皇の即位1(講義) 第13回 奈良時代の皇位継承争いと桓武天皇の即位2(講義) 第14回 第3回小テスト / 授業のふり返り 第15回 桓武天皇とその子たちの時代(講義) (授業の方法) 授業時に適宜配布するレジュメ、および板書に基づきながら講義形式で行う。 授業内容の定着度確認のため、全3回の小テストを課す。小テストの直前回では、授業の内容・実施方法に関する質問・感想などを配布の用紙に記入してもらう。記入された質問は選抜し、小テスト後のふり返り時に可能な限り答える。また感想についても、授業の質的向上に資したい。 テキスト・参考書
(テキスト)特になし。授業時に適宜レジュメを配布する。
(参考書)適宜、授業中に紹介する。 授業時間外の学修
(事前学修)特に求めない。
(事後学修)授業内容の復習、授業中に紹介した書籍・資料等の閲覧。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
全3回の小テスト(40%)、期末試験(60%) (成績評価の基準) 到達目標1:奈良時代までの天皇統治の形成を、近隣諸国との対外関係とも併せて理解できている。 到達目標2:諸外国の君主制と比較し、日本の天皇制の特質を理解できている。 到達目標3:現在とは異なる皇族の範囲・身分的性格について、各時代に応じた適切な理解ができている。 備 考
担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
学芸員として実務経験を持つ教員による授業
|