![]() 教員名 : 髙島 彬
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授業科目名
日本語表現法
開講年次
1年
開講年度学期
2025年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLG-101S
担当教員名
髙島 彬
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
言語学講義
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
レトリックを中心とした日本語表現に関する知識と技能を学びます。様々なレトリックの技法や日本語の特徴的な表現を学ぶことを通して、そこに反映される思考法を理解し、表現力を高め、発信したい内容を豊かに言語化できる能力を身につけていきます。 (受講生の到達目標) (知識・技能) 到達目標1:日本語学の中でもレトリックに関する基本的な知識を理解し、課題やレポートに活用することができる。 (思考力・判断力・表現力) 到達目標2:日本語学の中でもレトリックに関する基本的な研究方法に即して、資料から正確に情報を読み取り、論理的に説明することができる。 【授業の概要】
レトリックを中心とした日本語表現についての基本的な知識を学びます。技法や表現という表面的なテクニックだけでなく、そこに反映される思考法を理解していくことで、より深く、意図を持った表現を創作するための素地を身につけていきます。授業では、他者とイメージを共有し、新しい見方を身につけられるように、各回のテーマに関したペアワークやグループワークを行います。様々な日本語表現に関する知識や思考法を理解し、他者との意見交換を通して、他者の考えを理解する力、また自らの考えを豊かに言語化できる表現力を高めていきます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 (講義) ガイダンス+日本語表現の言語的特質①:曖昧な表現 第2回 (講義) 日本語表現の言語的特質②:内と外の関係、二重主語 第3回 (講義) メタファー・シミリー 第4回 (講義) 概念メタファー、方向性のメタファー 第5回 (講義) メトニミーとシネクドキ 第6回 (講義) 様々なレトリック 第7回 (講義) 間接的な言語表現、アイロニー 第8回 (講義) 言葉遊び、ユーモア 第9回 (講義) 音象徴:オノマトペ、ネーミング 第10回 (講義) ことばとアイデンティティ:役割語、スピーチタイプ 第11回 (講義) 物語論①:類型と基礎概念 第12回 (講義) 物語論②:表現法について‐物語の「時間」 第13回 (講義) 物語論③:視点について‐焦点化と声 第14回 (演習) 期末プレゼンテーション 第15回 (演習) 期末プレゼンテーション+フィードバック (授業の方法) 講義による知識・技法の説明、グループワークによる討議・議論、各回のテーマに添った課題への取り組み、報告を行います。 テキスト・参考書
(テキスト) 適宜、資料を配布します。
(参考書) 適宜、授業内で紹介します。 授業時間外の学修
(事前学習)事前に提示された資料や、予告内容にそって課題にとりくみます。
(事後学習)学習内容を整理し、リアクションペーパーにとりくみます。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
課題提出物(20%)、ペア・グループワークへの取り組み(10%)、プレゼンテーション(30%)、期末レポート(40%) (成績評価の基準)「成績評価のガイドライン」に示した評価基準による (知識・技能) 到達目標1:日本語学の中でもレトリックに関する基本的な知識を理解し、課題やレポートに活用することができる。 (思考力・判断力・表現力) 到達目標2:日本語学の中でもレトリックに関する基本的な研究方法に即して、資料から正確に情報を読み取り、プレゼンテーションやレポートなどで、論理的に説明することができる。 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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