シラバス情報

授業科目名
専門演習1b
開講年次
3年
開講年度学期
2025年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-302S
担当教員名
吉良 悟
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
専門演習1a、日本国憲法
次に履修が望まれる科目
専門演習2a
【授業の目的と到達目標】
 この授業の目的は、専門演習1a で習得した専門知識を深化させ、卒業論文の土台を構築することです。夏季休業期間中に、専門演習1aで扱うテーマや隣接領域に関する文献を渉猟し、自身が卒業論文で扱うテーマを決定するとともに、そのテーマに関する書籍を1冊は読み込んでおいてください。また、ディベートに関しては専門演習1aに引き続き実施します。
 到達目標は、次の3つです。①国際法、憲法及び安全保障の知識を総合的に活用し、今日の日本、国際社会が直面する課題を分析できるようになること、②探究心を持って自主的に課題を発見し、卒業論文の構想を完成させること、③新たに接するテーマについて積極的に議論できるようになることです。
【授業の概要】
 授業は、研究発表(自身の卒業研究の概要の発表)、ディベート、国際法、憲法及び安全保障に関する発表によって構成されます。研究発表では、タイトル、問題の所在、結論を基本として、先行研究の整理と進捗状況、これまでに読んだ関連論文や書籍を発表します。ディベートは、専門演習1aとは異なり、教員が安全保障に関連する論点を選定します。第10回目からは、国際法、憲法及び安全保障の中で論争的な問題を取り上げ、担当者が発表します。
【授業計画と授業の方法】
第  1回 オリエンテーション
第  2回 研究発表①(受講生が1人20分で自身の研究計画を発表した後、皆で議論します)
第  3回 研究発表②(受講生が1人20分で自身の研究計画を発表した後、皆で議論します)
第  4回 ディベート①(核保有)
第  5回 研究発表③(受講生が1人20分で自身の研究計画を発表した後、皆で議論します)
第  6回 研究発表④(受講生が1人20分で自身の研究計画を発表した後、皆で議論します)
第  7回 ディベート②(集団的自衛権)
第  8回 研究発表⑤(受講生が1人20分で自身の研究計画を発表した後、皆で議論します)
第  9回 研究発表⑥(受講生が1人20分で自身の研究計画を発表した後、皆で議論します)
第10回 天皇①(第二次世界大戦と聖断、極東国際軍事裁判と天皇)
第11回 天皇②(戦前と戦後の天皇、皇位継承論)
第12回 自衛隊①(自衛隊の変遷)
第13回 自衛隊②(自衛隊の活動、PKO)
第14回 思想史①(反戦・反軍思想、非武装中立論)
第15回 思想史②(各政党の防衛観と防衛政策)
テキスト・参考書
テキストの指定はしないです。必要な文献は教員が配布します。
授業時間外の学修
(事前学修)
第1回目
 夏季休業中に検討した研究テーマ、問題の所在、結論について3分程度で口頭発表ができるように準備しておいてください。

第2回目
 発表者は、自身の研究について20分程度で構想を発表してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第3回目
 発表者は、自身の研究について20分程度で構想を発表してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第4回目
 ディベートの担当者は、ディベートの準備をしてください。担当者以外は、テーマについて自身で調べておいてください。

第5回目
 発表者は、自身の研究について20分程度で構想を発表してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第6回目
 発表者は、自身の研究について20分程度で構想を発表してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第7回目
 ディベートの担当者は、ディベートの準備をしてください。担当者以外は、テーマについて自身で調べておいてください。

第8回目
 発表者は、自身の研究について20分程度で構想を発表してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第9回目
 発表者は、自身の研究について20分程度で構想を発表してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第10回目
 発表者は、天皇・皇室に関するテーマについて、発表資料(レジュメ、パワーポイントなど)を作成してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第11回目
 発表者は、天皇・皇室に関するテーマについて、発表資料(レジュメ、パワーポイントなど)を作成してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第12回目
 発表者は、自衛隊に関するテーマについて、発表資料(レジュメ、パワーポイントなど)を作成してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第13回目
 発表者は、自衛隊に関するテーマについて、発表資料(レジュメ、パワーポイントなど)を作成してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第14回目
 発表者は、思想史に関するテーマについて、発表資料(レジュメ、パワーポイントなど)を作成してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

第15回目
 発表者は、思想史に関するテーマについて、発表資料(レジュメ、パワーポイントなど)を作成してください。発表者以外は、発表テーマについて、インターネット・書籍から、概要を確認し、少なくとも1つは質問を考えてきてください。

(事後学修)
 教員が解説した内容を自身で記載したノート及び授業内で配布された資料を十分読み返すとともに、興味を持った点について関連する書籍を読んでください。また、自身の研究計画を発表した後は、計画を加筆修正してください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
研究発表(40%)、個別発表(20%)、ディベート(20%)、授業への参加(質疑応答)(20%)

(成績評価の基準)
①国際法、憲法及び安全保障の知識を総合的に活用し、今日の日本、国際社会が直面する課題を分析できること。
②探究心を持って自主的に課題を発見し、卒業論文の構想を完成できること。
③新たに接するテーマについて積極的に議論できること。
備  考
授業等に関する質問は、Teamsのチャットより受付けます。お気軽にご連絡ください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容