![]() 教員名 : 井本 伸
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授業科目名
専門演習1b
開講年次
3年
開講年度学期
2025年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-302S
担当教員名
井本 伸
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
専門演習1a
次に履修が望まれる科目
専門演習2a
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
専門演習1a〜2bを通じての目的は、これまでに学んだ経済理論や財政・金融・統計の知識を基礎にして、自らの力で現実の経済・社会に起きている諸問題を発見し、その改善策や解決方法を提示するための能力を修得することです。 この授業では前期の専門演習1aに引き続き、経済理論・統計学・PCを用いたデータ分析の力を身に着けてもらいます。また、卒業論文のテーマを見つけるために関連研究の情報収集が出来るようになってもらいます。 (受講生の到達目標) 到達目標1; PCを用いてデータ分析が出来る。 到達目標2; 経済理論・統計学の知識を用いて、経済・社会の問題を考えることが出来る。 到達目標3; 興味のある経済・社会問題に関する研究について情報を集め整理することが出来る。 【授業の概要】
前期に引き続き、テキストを用いてPCを用いたデータ分析のために必要なツールを修得します。授業には必ずPCを持ってきてください。
また、卒業論文のテーマを見つけるための準備を行います。自分の興味のある経済・社会問題をテーマにした学術論文を探す方法とその読み方について学びます。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 イントロダクション 授業の進め方など 第2回 テキスト第7章:同時検定 第3回 テキスト第8章:標準的仮定の妥当性 第4回 テキスト第9章:不均一分散 第5回 テキスト第10章:系列相関 第6回 テキスト第11章:パネル分析 第7回 テキスト第12章:質的選択モデル 第8回 テキスト第13章:内生性と操作変数 第9回 テキスト第14章:プログラム評価 第10回 テキスト第15章:定常時系列 第11回 テキスト第16章:非定常時系列 第12回 Pythonを用いたデータ分析 第13回 関連研究の探し方 第14回 論文の要約の方法 第15回 論文の要約の発表 (授業の方法) 前期と同様、テキストの各章について担当者を決めて、担当者を中心に演習形式で進めます。各回のテキストの内容について、担当者以外はあらかじめ予習を行い内容をある程度理解しておき、担当者はPCで実践しながら解説を行います。全員が分からないところが無くなるまで、その場で話し合います。テキストの進行は予定通りに行かないかもしれませんが、なるべくテキストのすべてを終える予定です。 後半は、卒業論文のテーマを見つけるために、関連研究を探す方法とその読み方を学びます。 テキスト・参考書
(テキスト)藪友良「入門 実践する計量経済学」東洋経済新報社、2023年
授業時間外の学修
(事前学修)
報告担当者はテキストの該当箇所について講義を行うつもりで資料を作成しておいてください。特に、章末の練習問題は解いておいてください。報告者以外はテキストの該当箇所をあらかじめ読んで予習を行っておいてください。分からないことがあれば授業中に解決すること。 (事後学修) 授業中に分からなかったことは、必ず解決しておくこと。特にデータ分析の実践は自分で動かしてみること。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
論文の要約プレゼンテーション(30%) 授業中の発言や質問など、授業への参加態度(70%) (成績評価の基準) 到達目標1; PCを用いてデータ分析が出来る。 到達目標2; 分かりやすいプレゼンテーションが出来る。適切な質疑応答が出来る。 到達目標3; 議論や質問において、自分の意見を分かりやすく伝えることが出来る。また、相手の意見を正しく理解することが出来る。 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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