シラバス情報

授業科目名
専門演習1a
開講年次
3年
開講年度学期
2025年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-301S
担当教員名
横澤 幸宏
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
基礎演習Ⅰ,経営戦略論,経営組織論
次に履修が望まれる科目
専門演習Ⅰb,日本企業論
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
 本演習の目的は経営学に関する専門知識を身につけることです。経営学の分野の中でも,経営戦略論,経営組織論,特に,イノベーション・マネジメントに関する専門知識を身につけます。

(到達目標)
到達目標1:経営学の分野の中でも,特にイノベーション・マネジメントに関する専門知識を身につける。
到達目標2:経営学の理論・概念・フレームワークを用いて経営現象を分析し,レポートを作成することができる。
到達目標3:読む・書く・プレゼンテーション・ディスカッションの方法を身につける。
【授業の概要】
 本演習では,テキストの輪読を中心として,グループワーク(プレゼンテーション,グループ・ディスカッション)を行います。テキストの輪読を通じて経営学に関する理解を深めていきます。各回の授業では担当者がテキストの内容をプレゼンテーションにより報告し,その後,グループ・ディスカッションを行っていきます。また,各自が興味・関心を持ったテーマに基づいてレポートを作成していきます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 オリエンテーション
・授業の進め方を説明し,自己紹介を行います。
第2回 アイスブレイク
・グループワークについて学びます。
第3回 イノベーションとは何か(テキスト:第1章)
・イノベーションの定義や重要性について学びます。
第4回 イノベーションのプロセス(テキスト:第2章)
・イノベーションのプロセスについて学びます。
第5回 イノベーションのパターン(テキスト:第3章)
・イノベーションのパターンについて学びます。
第6回 企業の競争力への影響(1)(テキスト:第4章)
・ラディカル・イノベーションについて学びます。
第7回 企業の競争力への影響(2)(テキスト:第5章)
・3つのタイプのイノベーションについて学びます。
第8回 研究・技術開発のマネジメント(1)(テキスト:第6章)
・コア技術戦略について学びます。
第9回 研究・技術開発のマネジメント(2)(テキスト:第7章)
・業界標準のマネジメントについて学びます。
第10回 製品アーキテクチャのマネジメント(テキスト:第8章)
・製品アーキテクチャについて学びます。
第11回 新製品開発のマネジメント(1)(テキスト:第9章)
・製品開発プロセスのマネジメントについて学びます。
第12回 新製品開発のマネジメント(2)(テキスト:第10章)
・組織マネジメントについて学びます。
第13回 新製品開発のマネジメント(3)(テキスト:第11章)
・革新的な新製品開発の開発マネジメントについて学びます。
第14回 レポートの作成
・レポートを執筆します。
第15回 まとめ
・授業の総括を行います。

(授業の方法)
 授業はテキストの輪読に基づいて進めていきます。各回の担当者は報告資料(PPT)を作成してプレゼンテーションを行い,その後,グループ・ディスカッションを進行してください。また,第14回では各自の興味・関心に基づいてレポート作成を行います。
テキスト・参考書
(テキスト)
近能善範・高井文子(2024)『コア・テキスト イノベーション・マネジメント 新訂版』新世社。

(参考書)
中野美香(2018)『大学生からのグループ・ディスカッション入門』ナカニシヤ出版。
佐藤郁哉(2021)『<はじめての経営学>ビジネス・リサーチ』東洋経済新報社。
戸田山和久(2022)『最新版 論文の教室:レポートから卒論まで』NHK出版。
授業時間外の学修
(事前学修)
テキストの該当箇所を読んで,予習を行ってください。また,担当者はプレゼンテーション資料を作成してください。

(事後学修)
興味・関心を持ったテーマに関する情報収集を行い,レポートを作成してください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
授業での取り組み(25%)
プレゼンテーション(25%)
グループ・ディスカッション(25%)
レポート(25%)

(成績評価の基準)
到達目標1:経営学の分野の中でも,特にイノベーション・マネジメントに関する専門知識を身につけることができている。
到達目標2:経営学の理論・概念・フレームワークを用いて経営現象を分析し,レポートを作成することができている。
到達目標3:読む・書く・プレゼンテーション・ディスカッションの方法を身につけることができている。
備  考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容