![]() 教員名 : 田中 政旭
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授業科目名
専門演習1a
開講年次
3年
開講年度学期
2025年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-301S
担当教員名
田中 政旭
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
管理会計論、経営分析論
次に履修が望まれる科目
専門演習Ⅰb
【授業の目的と到達目標】
[授業の目的]
この授業は、財務諸表分析を利用して、企業経営を把握した上で、高業績を上げている企業の仕組みを検討することである。この取り組みを通じて、①会計の理解を深めるとともに、②多面的な思考に身に着けることを目的とする。それらに加えて、身に着けた知識と思考を利用することで、出来上がった資料を論理的に説明することも目指していく。 [到達目標] 到達目標1:財務諸表分析を実践できる。 到達目標2:多面的な思考ができる。 到達目標3:論理的に説明できる。 【授業の概要】
まずは、①企業の公表データから企業を把握できるなるために、財務諸表分析を学ぶ。その上で、企業の競争優位をもたらしている事業システムについて、学ぶ。それによって、高業績企業が、外部から一見すると、分からないところで、どのような仕組みを構築し、高業績を上げているのかを理解できるように、ゼミ生全員で建設的な議論をしながら、検討していく。
【授業計画と授業の方法】
[授業計画]
1. イントロダクション 自己紹介、授業の目的、授業の進め方 2. 財務諸表の理解 損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の関係性 3. 財務諸表の理解 比率分析 4. 財務諸表分析 収益性の分析、安全性の分析 5. 財務諸表分析 生産性の分析、成長性の分析 6. 財務諸表分析 財務諸表分析の実践 7. 競争優位のシステム 企業の深層にある事業システム、事業システム 8. ケースプロジェクト(グループワーク)のガイダンス ケーススダディ、多面的な思考、調査方法 9. ケースプロジェクト(グループワーク) 情報収集方法、ケースの選定 10. ケースプロジェクト(グループワーク) ケーススタディ 11. ケースプロジェクト(グループワーク) 進捗状況の報告 12. ケースプロジェクト(グループワーク) ケーススタディ 13. ケースプロジェクト(グループワーク)【発表】 発表、議論 14. ケースプロジェクト(グループワーク)【発表】 発表、議論 15. 振り返りと今後の進め方 [授業の進め方] ・講義を行うとともに、場合によっては輪読をお願いすることがある。 ・知識を知るだけでなく、身に着けてもらうために、授業中に演習を行う。 ・個人またはグループでプレゼン資料等を使って報告することがある。 テキスト・参考書
[テキスト]
ありません。 [参考書] 村上裕太郎(2016)『なぜ、会計嫌いのあいつが会社の数字に強くなった?—図だけでわかる財務3表』 東洋経済新報社. 桜井久勝『財務諸表分析』中央経済社. 加護野忠男(1999)『<競争優位>のシステム:事業戦略の静かな革命』PHP新書. 授業時間外の学修
[事前学修]
・報告資料等の準備を行う(プレゼンテーションの回等に間に合うように、各自または各グループで資料の作成に取り組んでください。)。 [事後学習] ・授業内容、仲間や担当教員からの意見やコメントを確認する。 成績評価の方法と基準
[成績評価の方法]
・報告内容及び提出資料の内容(50%) ・グループワークへの参加状況(40%) ・議論への貢献度(10%) [成績評価の基準] ・財務諸表分析を実践できる ・多面的な思考ができる ・論理的に説明できる 備 考
進捗や理解度に応じて授業内容を変更する可能性がある。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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