シラバス情報

授業科目名
基礎演習1
開講年次
1年
開講年度学期
2025年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-101S
担当教員名
田中 政旭
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、大学で学ぶための基礎的なスキルを身に付けることです。例えば、情報を収集して、その情報に基づいて自分の意見を持ち、その意見をレポートにまとめたり、プレゼン資料を使って説明したりすることである。また、自分だけでなく、仲間も成長できるように、仲間が作成したものや説明したものに対して、建設的に議論できることも必要なスキルであると考える。

(受講生の到達目標)
到達目標1:根拠に基づいて、自身の意見を形成できる。
到達目標2:自分の意見を論理的に伝える(書く、あるいは口頭で説明する)ことができる。
到達目標3:仲間が作った資料や仲間の発表に対する建設的な議論ができる。
【授業の概要】
大学、そしてその先の就職後も、文献等を理解した上で、自分の意見をヒト(仲間、大学教員、そして上司等)に伝える事が必要となります。そこで、①文献等の理解を理解した上で、自分の意見を形成できること、②その自分の意見を伝えることができるように、同級生の仲間と一緒に学びいきましょう。また、自分だけでなく、仲間も成長できるように、③仲間の意見を傾聴した上で、積極的にコメントや質問をして、仲間の発表がより良くなるように促していきましょう。
【授業計画と授業の方法】
[授業計画]
1. イントロダクション
   自己紹介、授業の全体像、目標
2. 情報収集方法、読書の方法
   図書館等の利用方法、クリティカルリーディング
3. レポートの作成
   「わかりやすい文章」と「わかりにくい文章」
4. プレゼンテーション
   プレゼンテーション、メッセージを作る、デザインに落とす、プレゼンを行う
5. プレゼンの実践(個人)
   発表
6. グループワーク①
   グループワーク、意見の形成、建設的な議論
7. グループワーク②
    グループ発表に向けた準備
8. グループワーク②の発表
    各グループによる発表
9. 研究活動の基礎(講義編)
   研究の意義、研究
10. 研究活動の基礎(講義編&実践編)
   担当教員の事例、研究活動(実践)
11.研究テーマの選定
   各人の研究テーマの決定、各人の研究テーマの意義と研究テーマ内容の説明
12.研究テーマの進捗状況の報告①
   研究テーマの進捗状況の報告、質疑応答
13.研究発表会①
   各人の研究結果の発表、質疑応答
14. 研究発表会②
   各人の研究結果の発表、質疑応答
15.研究発表会(予備日)、振り返り
   研究発表会(予備)、振り返り、最終レポート課題の提示

[授業の方法]
・講義:教員がスライドや資料をもとに講義を行う。
・演習:必要に応じて個人またはグループによる演習時間を設ける。
・プレゼンテーション:発表者は、PowerPoint等を用いて発表する。
 一方、聴き手側は、どうすれば良くなるかを考えながら、コメントや質問をする。
テキスト・参考書
[テキスト]
 特にありません。
[参考書]
 倉島保美(2019)『改定新装版 伝える技術、書く技術』あさひ出版.
授業時間外の学修
[事前学修]
・講義に関連する情報を収集する。
[事後学修]
・講義内容を確認する。自分の発表や仲間・担当教員の発言等を踏まえ、どうすれば自身の資料や発表 
 内容が良くなるかを思考する。
成績評価の方法と基準
[成績評価の方法]
・プレゼンテーション(50%)
・最終レポート(40%)
・授業への参加度、質問や発言(10%)

[成績評価の基準]
・根拠に基づいて、自分の意見を形成できる。
・自分の意見を論理的に伝える(書く、あるいは口頭で説明する)ことができる。
・仲間が作った資料や仲間の発表に対する建設的な議論ができる。
備  考
進捗や理解度に応じて講義内容を変更する可能性がある。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容