シラバス情報

授業科目名
現代の経済学
開講年次
1年
開講年度学期
2025年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-SS-123L
担当教員名
井本 伸
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、経済学の基本的な考え方を身に付けることです。経済学の専門用語を理解したうえで、現実に起きている経済問題について、経済学の考え方を用いて考えることが出来るようになってもらいます。経済学を専門としない学生でも、将来的に必ず”経済”には関わることになるため、経済学を理解しているとよりよく生きることが出来ると思います。
(受講生の到達目標)
到達目標1; 経済学の基本的な考え方が説明できる。
到達目標2; 経済学の専門用語ついて説明できる。
到達目標3; 現実の経済問題と経済学を結びつけて考えることが出来る。
【授業の概要】
経済学を専門としない学生を対象として、経済学に関する知識がなくても基礎的な考え方が分かるように解説します。経済学の考え方は、自分が暮らしているこの世界について理解するのに役立つと思います。これから生きていくにつれて何度も経済的な決定をしなければならないと思いますが、そのときにきっと経済学の知識が役立つはずです。他にも、政府が行っている経済政策について理解が出来れば、投票に関する判断に有用だと考えられます。基本的なものであっても、経済学の知識を身に着けることはあなたの生活をより豊かにしてくれると思います。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 テキスト第1章:経済学の原理と実践
第2回 テキスト第2章:経済学の方法と問い
第3回 テキスト第3章:最適化
第4回 テキスト第4章:需要、供給と均衡
第5回 テキスト第5章:消費者とインセンティブ
第6回 テキスト第6章:生産者とインセンティブ
第7回 テキスト第7章:完全競争と見えざる手
第8回 テキスト第8章:貿易
第9回 テキスト第9章:国の富
第10回 テキスト第10章:総所得
第11回 テキスト第11章:経済成長
第12回 テキスト第12章:雇用と失業
第13回 テキスト第13章:クレジット市場
第14回 テキスト第14章:金融システム
第15回 テキスト第15章:景気変動

(授業の方法)
授業は15回全て、パワーポイントで作成されたスライドを用いて教員が講義する形で行います。毎回講義内容に関連した確認テストを出題します。講義終了後、当日中にポータルを利用して解答を送ってください。確認テストの解説や質問のフィードバックは次回講義時に行います。
テキスト・参考書
(テキスト)ダロン・アセモグル他「アセモグル/レイブソン/リスト 入門経済学」東洋経済新報社、2020年
授業時間外の学修
(事前学修)
テキストの該当箇所を読むことにより予習を行ってください。
(事後学修)
講義時間中に出題する確認テストに取り組んでください。また、次回講義時の解説により、練習問題の回答が間違っていた場合や理解が足りないと感じた場合は、復習してください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
毎回の確認テスト(30%)
期末テスト(70%)
(成績評価の基準)
到達目標1; 経済学の考え方について説明出来ている。
到達目標2; 経済学の用語に関する問題に正しく解答出来ている。
到達目標3; 現実の経済問題を経済学を用いて論じることが出来ている。
備  考
いつも経済・社会のニュースを気にしながらすごしましょう。
毎回、講義中に確認テストをやってもらい、提出してもらいます。 
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容