![]() 教員名 : 梅村 祥之
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授業科目名
地球と宇宙
開講年次
1年
開講年度学期
2025年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-NS-112L
担当教員名
梅村 祥之
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
地球と宇宙の成り立ちに関する学説を学ぶ.学説が提唱され,確立されてゆく過程を学び,科学的方法論を身につける. (受講生の到達目標) - 宇宙の成り立ちについての学説を理解できる - 地球の成り立ちについての学説を理解できる - 学問の発展に寄与してきた観測技術について理解できる 【授業の概要】
前半第1回から第7回は教科書「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」を使って宇宙の成り立ちと進化を学ぶ.授業の1回がぼぼ教科書の1章分に対応する.後半第8回から第15回は教科書「地球学入門」を使って地球システム(生命が生きられる大気,海洋,陸地が維持されるシステム)を学ぶ.後半は,少しペースを上げて,授業の1回がほぼ教科書の2章分に対応する.両教科書とも,高度な物理学に基礎を置きながら,数式はほとんど登場しないため,数学を得意としない学生でも問題なく理解できる.
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1章 地上と同じ物理法則が、宇宙でも通用する 第 2章 なぜ太陽は燃え続けていられるのか? 第 3章 惑星の不思議 第 4章 ブラックホールと暗黒物質 第 5章 膨張する宇宙 第 6章 宇宙の未来はどうなるのか 第 7章 宇宙に関するトピックスと中間まとめ 第 8回 惑星地球の環境 第 9回 地球表層の構成と組成/プレートテクトニクス 第10回 火山と噴火/地震と断層 第11回 日本列島の成り立ち/岩石の風化と土壌の形成 第12回 堆積作用と堆積環境/地球の熱収支と大気の大循環 第13回 海洋の構造と循環/エルニーニョとモンスーン 第14回 気候変動 第15回 地球環境の変化と生物の進化 (授業の方法) 地球と宇宙の成り立ちと性質についての学説を学ぶ.その際,性質や法則を単に覚えるのではなく,学説が確立されてゆく過程を学ぶ.すなわち,奇妙な現象が発見され,それを説明するための仮説が提唱され,様々な実験結果を上手く説明できることから,真実であると認められる過程である.使用する2冊の教科書は,そのような流れで書かれており,この学習を通して,学生は地球と宇宙の成り立ちを理解するだけでなく,科学的方法論を身につけることができる. テキスト・参考書
村山斉:宇宙はなぜこんなにうまくできているのか,集英社(2024) ISBN 978-4087447194
酒井治孝:地球学入門,東海教育研究所(2021) ISBN 978-4924523180 授業時間外の学修
各授業回の前に教科書の該当する章に目を通しておく.
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
期末試験の点数が100%である.期末試験の100点満点の点数を10で割り,小数点以下を四捨五入して10段階評価値に変換する. (成績評価の基準) 「成績評価のガイドライン」に示された評価基準による. 備 考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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