シラバス情報

授業科目名
心理学入門
開講年次
1年
開講年度学期
2025年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-HU-103L
担当教員名
中村 孝
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
現代社会と人間関係
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業では、専門職だけでなく生活全般でも役に立つ心理学についての基礎を学ぶことを目指しています。

(受講生の到達目標)
1:心理学に関する基礎的な理論について9つ以上説明することができる。
2:実生活における問題を心理学的な観点から検討することができる。
3:主体的・能動的な学習者になるために、議論や協働作業に積極的かつ効果的に参加する。
4:疑問や現実問題とのつながりを考察するなどの独自性を大事にし、+α課題などを実施し学び続ける姿勢を磨く。
【授業の概要】
本授業では,心理学の初学者を対象に心理学全般について教科書を基に学ぶ。ただし,受講生の主体的な学びや学び合いを重視するため,講義形式だけでなく,ディスカッションやグループワークなども盛り込む。また,主に1年生を対象にしていることから,人間関係構築に関わる心理学的な演習なども取り入れる。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
1.オリエンテーション
2.「1章 知覚と認知の心理」講義 / ディスカッション
3.「2章 感情と情緒の心理」講義 / ディスカッション
4.「3章 欲求と動機の心理」講義 / ディスカッション
5.「4章 学習と記憶の心理」講義 / ディスカッション
6.「5章 性格と知能の心理」講義 / ディスカッション
7.「6章 無意識と臨床心理」講義 / ディスカッション
8.「7章 発達と成長の心理」講義 / ディスカッション
9.「8章 対人と社会の心理」講義 / ディスカッション
10. 心理学体験グループワーク / 探求学習(希望章決め・情報収集)
11. 心理学体験グループワーク / 探求学習(情報収集・情報整理)
12. 心理学体験グループワーク / 探究学習(資料作り)
13. 小テスト
14.  探求学習相互評価・前半
15.  探求学習相互評価・後半

(授業の方法)
各回の授業の基本的な構成は下記の通りである:
<前半>
(1)前回授業後アンケートでの質問への回答
(2)良問について班で議論する
(3)各自担当した章のまとめパワーポイントを作る
<後半(10回目以降)>
(1)前回授業後アンケートでの質問への回答
(2)SST等のグループワーク
(3)各自選んだ章のテーマについて調べ伝える資料作り
テキスト・参考書
(テキスト)「イラストレート心理学入門 [第3版]」 齊藤 勇(2020)誠信書房,ISBN:4414300177
授業時間外の学修
(事前学修) ・自分が担当した章に関する探究パワーポイントを作る・小テストの勉強をする
(事後学修) ・共有される「Q&A一覧」に目を通し,不確か/興味があるキーワードを調べる
               ・+α課題「広げる」や「深める」に取り組む
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
授業後に行うFormへの回答の実施およびその相互評価点,主体的な課題を
以下の割合で評価する:
課題(35%),取組相互評価(34%),小テスト(15%),主体的課題(16%)

(成績評価の基準)
1:心理学に関する基礎的な理論について9つ以上説明することができる。
2:実生活における問題を心理学的な観点から検討することができる。
3:主体的・能動的な学習者になるために、議論や協働作業に積極的かつ効果的に参加する。
4:疑問や現実問題とのつながりを考察するなどの独自性を大事にし、+α課題などを実施し学び続ける姿勢を磨いている。
上記の到達目標を評価基準とします。
備  考
詳細は授業初回で説明するが,授業期間前・授業期間中に質問がある方は中村( ntaka95@hijiyama-u.ac.jp )まで。   (履修者が200人超えの可能性有)
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容