![]() 教員名 : 餅川 正雄
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授業科目名
職業指導
開講年次
3年
開講年度学期
2025年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-303L
担当教員名
餅川 正雄
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目 この授業の基礎となる科目
教職に関する科目
次に履修が望まれる科目
特になし
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業は、商業科の教員が高校生に対して就職指導をするための基礎的な知識と技術を修得することを目的としています。 (到達目標) 各種のキャリア理論を学ぶことで、進路指導の場面でその知識を活用できるようになります。 高卒で就職する者に対する指導において、「企業の求人票」の見方や優良企業の特徴を説明できるようになります。 高等学校の進路相談の場面で、実際に教員がどのような指導をしているかを知り、準備すべき資料を列挙できるようになります。 【授業の概要】
スーパーやホランドなどの有名なキャリア理論がどのような内容であるのかその要点を整理して講義します。それらのキャリア理論が進路相談の場面でどのように活用できるのかを考えてもらいます。具体的な授業のテーマは、次のとおりです。①ライフプランの作成、②高卒の初任給と生涯賃金、③退職金制度・年金制度、④福利厚生制度、⑤若者の早期離職問題、⑥時間外労働(36協定)、⑦若者の早期離職問題、⑧派遣労働、⑨フリーター、ニートの問題、⑩職場のハラスメント問題、など 高校生が知っておくべきことを授業の中で解説していきます。
【授業計画と授業の方法】
・第1回 自分のライフプランを作成してみよう(スーパー理論を学ぶ)
・第2回 高卒と大卒の初任給と生涯賃金はどの位違うのか ・第3回 日本企業の退職金制度の目的はどこにあるのか ・第4回 日本の公的年金制度の現状はどのようになっているのか【課題レポート① 厚生年金、基礎年金等】 ・第5回 企業の福利厚生制度とは、具体的にはどのようなものがあるのか ・第6回 若者が早期に離転職する主な原因は何か ・第7回 時間外労働(残業)の制限について【課題レポート② 36協定とは何か】 ・第8回 派遣労働の問題点はどこにあるのか ・第9回 フリーターは、何が問題なのか(ホランド理論を学ぶ) ・第10回 ニートが増加している主な原因は何が考えられるか ・第11回 職場のハラスメント問題の具体的な事例【課題レポート③ パワハラ問題と過労死】 ・第12回 「ハラハラ(=ハラスメントハラスメント)」とはどのようなものか ・第13回 ホワイト企業とブラック企業の違いはどこにあるのか【課題レポート④ ブラック企業の事例】 ・第14回 働き方改革とはどのような内容だろうか ・第15回 (まとめ)企業が求める人財とは、ごのような人物だろうか テキスト・参考書
テキストは使用しません。授業の都度、必要な学習資料を配付します。
授業時間外の学修
授業前に1時間程度の予習が必要となります。インターネットで授業項目の内容を検索して調べておいてください。また、授業後にサイニー論文検索などを利用して学術論文を選定して1時間程度、読んで自分の意見を整理しておいてください。
成績評価の方法と基準
4本の課題レポート(4×20点) 80点 授業中の積極的な発言など(参加度)20点
備 考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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