専門演習２a（卒業研究）

4年

2025年度前期

2.00単位

E-CS-401T

森本　幾子

単独

（授業の目的）
本演習では，3年次までのフィールドワーク・輪読・古文書学修を基盤とし，自分なりに興味関心のあるテーマを見つけ，卒業論文完成に向けて調査研究に取り組む。「専門演習２a」（前期）の主な目標は，卒業論文の構成を完成させ，それについての研究成果を発表することである。

（受講生の到達目標）
到達目標1:卒業論文のテーマを明確にすること。
到達目標2:卒業論文のテーマに沿った調査研究を開始し，文献の調べ方，引用方法などを修得することができるようになること。
到達目標3:卒業論文の構成について発表できるようになること。

本演習では，おもに卒業論文のテーマを確定し，卒論執筆に向けた調査方法を学び実践する。卒業論文については，なぜそのテーマを選んだのか，論文を通して何を明らかにしたいのかなど，論文執筆の方法をレクチャーした上で，各自テーマに沿った調査研究を進める。「専門演習２a」（前期）の卒業論文演習においては，一人２回（卒業論文のテーマ・構成に関する発表と経過報告）は必ず発表できるように調査研究に取り組む。

第1回　ガイダンス
　　　卒業論文の書き方、文献引用について
第2回　論文とは何か
　　　論文の定義、文章の表現方法
第3回　論文の構成について
　　　論文の執筆方法、文献引用の方法
第4回　卒業論文の構成に関する発表（１）
第5回　卒業論文の構成に関する発表（２）
第6回　卒業論文の構成に関する発表（３）
第7回　卒業論文の構成に関する発表（４）
第8回　卒業論文の構成に関する発表（５）
第9回　卒業論文の構成に関する発表（６）
第10回　卒業論文経過報告（１）
第11回　卒業論文経過報告（２）
第12回　卒業論文経過報告（３）
第13回　卒業論文経過報告（４）
第14回　卒業論文経過報告（５）
第15回　卒業論文経過報告（６）

（授業の方法）
「専門演習２a」（前期）の卒業論文演習では，一人2回（卒業論文のテーマ・構成に関する発表と、経過報告）は必ず発表すること。発表後，教員や他の学生の意見を受けて，その後卒論作成に向けて各自調査研究を進める。

各個人のテーマに沿った文献を紹介します。

（事前学修）
自分の研究テーマに沿った調査研究には多くの時間を要するため，早めに図書館や資料館などに出向き，できるだけ多くの資料を集めておくこと。
（事後学修）
発表後，自分の発表および他学生の発表資料を再度読み込み，自分の卒論構成に参考になるところは取り入れ，復習しておくこと（30分程度）。

（成績評価の方法）
卒業論文のテーマ・構成に関する発表（50％）
卒業論文経過報告（50％）


（成績評価の基準）
到達目標1:卒業論文のテーマ・構成を明確にすることができる。
到達目標2:卒業論文のテーマに沿った調査研究を開始し，文献の調べ方，引用方法などを修得することができるようになること。
到達目標3:卒業論文について第1章まで執筆できるようになること。　

１．準備をしっかりして演習に参加すること。
２．無断欠席は認めていない。