研究指導（論文指導）Ⅱ

学年指定なし

2024年度後期

2単位

藤本　真理子

研究指導（論文指導）１

（授業の目的）
修士論文作成のために問題を設定し，課題にそった研究計画をたてる。設定した問題に対し，データの収集および分析の方法を学ぶ。自らの課題に適した論理展開をおこなう能力を養う。また研究計画にそった調査・執筆が行えるよう，スケジュール管理を行う。

（受講生の到達目標）
到達目標1; 日本語学（古典語）の分野についての専門的な知識や研究方法を理解し，先行研究を把握したうえで，自ら問いを設定し，調査や分析を行うことができる。
到達目標2; 自身の設定した問いと調査や分析方法，結果について他者に説明することができ，また自身および他者の発表について，論理的思考にもとづき討論に参加することができる。
到達目標3; 修士論文にかかる調査や分析，中間発表会報告，修士論文執筆までの研究計画を立て，遂行することができる。

日本語学（古典語）を対象として，設定した問題に対し，資料調査・検討作業をおこない，修士論文を制作する。

（授業計画）
第1回　演習，報告；スケジュール再確認
第2回　演習，報告，ディスカッション；作業報告と指導（１）—前期のふりかえり、用例収集—
第3回　報告，ディスカッション；作業報告と指導（２）—中間発表会のテーマ設定—
第4回　演習，報告，ディスカッション；章立ての確認
第5回　報告，ディスカッション；作業報告と指導（３）—中間発表会での質問の回答—
第6回　報告，ディスカッション；作業報告と指導（４）—研究発表会内容の文章化の報告—
第7回　報告，ディスカッション；作業報告と指導（５）—論文の用語—
第8回　報告，ディスカッション；作業報告と指導（６）—用例の示し方—
第9回　報告，ディスカッション；作業報告と指導（７）—参考文献の整理—
第10回  演習，報告，ディスカッション；作業報告と指導（８）—論文の構成—
第11回  報告，ディスカッション；作業報告と指導（９）—執筆—
第12回  演習，報告，ディスカッション；作業報告と指導（１０）—修士論文の書式の確認—
第13回  報告，ディスカッション；作業報告と指導（１１）—執筆上の疑問—
第14回  演習，報告；作業報告と指導（１２）—校正—
第15回  演習，報告；作業報告と指導（１３）—修士論文の概要報告とふりかえり—

（授業の方法）
オンライン・対面いずれの場合でも、MS-Teamsを活用する。
第1回は，各回の報告担当を決め，中間発表会，修士論文提出などのスケジュール確認を行う。第2回〜15回は，履修者は研究の進捗や内容を報告し，また他の報告や研究論文について議論を行う。

特になし。

（事前学習）
修士論文作成に向けて，計画的な調査や分析を行い，資料作成を行う。
（事後学習）
質問や指摘を受けた箇所について，追加調査等，研究内容を補完する作業を行う。

（成績評価の方法）
質疑・報告を含む各回授業への取り組み（20％）
発表内容（20%），修士論文・口頭試問（60%）

（成績評価の基準）
到達目標1;発表内容，卒業論文の評価基準とする。
到達目標2;授業への取り組みの質疑，口頭試問の評価基準とする。
到達目標3;授業への取り組みの報告，修士論文の評価基準とする。