シラバス情報

授業科目名
研究演習1
開講年次
1年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
森本 幾子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
日本経済史特論
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
本授業の目的は、受講生(院生)が、自分の研究計画に沿って研究を始められるようになることである。できるだけ早い段階からテーマを固め、資料収集を行い、研究対象地域のフィールドワークを実施することによって、対象地域の地域経済の歴史的特徴を把握することが主な目的である。

(受講生の到達目標)
到達目標1:自らの研究テーマを固め、資料収集を行うことができるようになること。
到達目標2:研究テーマに関する研究史をまとめ、自らの今後の研究の方向性を決定すること。
到達目標3:フィールドワークを実施し、地域経済の歴史的特徴を把握できるようになること。


【授業の概要】
(授業の概要)
本授業では、受講生(院生)が主体となって、自らの研究テーマに沿った調査研究を実施し、定期的に研究発表・報告を行う。できるだけ早いうちに研究テーマを固め、資料収集、フィールドワークを実施し、研究対象地域の歴史的特徴に関する理解を深める。また、修士論文作成を目標に置いた文献資料の読み方、歴史資料の解読なども行う。
【授業計画と授業の方法】
第1回 ガイダンスー本授業の進め方についてー
第2回 研究計画発表①
第3回 研究計画発表②
第4回 書籍のまとめ①
第5回 書籍のまとめ②
第6回 古文書解読学習①
第7回 古文書解読演習②
第8回 古文書解読演習③
第9回 古文書解読演習④
第10回 古文書解読演習⑤
第11回 研究対象地域へのフィールドワーク①
第12回 研究対象地域へのフィールドワーク②
第13回 研究対象地域へのフィールドワーク③
第14回 研究発表①
第15回 研究発表②

(授業の方法)
基本的に、受講生(院生)が主体となって研究を進める。研究計画書に沿って、まず自らの研究対象や研究対象地域への理解を深めるため、それに関する書籍をまとめ、研究史整理を行う力と、古文書の読解能力を身につける。したがって、書籍のまとめや古文書解読の演習回には、事前に書籍や古文書を読み、必ず予習をしておくこと。また、前期のうちは、教員の引率によって研究対象地域に対するフィールドワークを実施し、フィールドワークの方法論を取得する。

テキスト・参考書
授業のなかで適宜紹介する。
授業時間外の学修
事前学修:授業に入る前に、予習・復習を必ず行うこと。
事後学修:授業で学んだことを、次回の授業に活かせるように復習を行うこと。
成績評価の方法と基準
成績評価の方法
授業への参加(50%)
研究対象地域へのフィールドワーク実施(20%)
レポート課題(30%)
*授業の中間と期末に1回ずつ、レポートを提出してもらう。
備  考
①研究対象地域へのフィールドワークに赴く際には、先方への依頼、挨拶、アポイントメントの取り方について教員と相談すること。フィールドワーク終了後には、必ず先方へ礼状を書くこと。
②大学院は、学部よりもより受講生(院生)が主体となって調査研究活動をすることが求められるため、主体的に行動することを心掛けること。
③授業計画については、状況によって前後する場合がある。
④授業の進め方により、受講生(院生)の研究対象地域において演習を行う場合もある。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容