経営組織論特論

1年

2024年度後期

2単位

宮辻　渉

（授業の目的）
この授業の目的は組織におけるヒトの行動を理論にもとづいて理解することです。特に、社会心理学を用いてヒトの行動を理論的な視座から報告とディスカッションをもとに考察していきます。
（受講生の到達目標）
到達目標1: 組織におけるヒトの行動を説明できる。
到達目標2: 組織におけるヒトの行動に関する資料を作成し、報告することができる。
到達目標3: 組織におけるヒトの行動のディスカッションができる。

組織におけるヒトの行動は必ずしも合理的とは限りません。人間は不完全な存在であり、時に誤った意思決定をすることがあります。これは人間がバイアスにもとづいて行動してしまう結果ともいえます。本講義ではこうした人間の非合理的な行動に関しての理解を深め、ディスカッションを行います。

第1回　講義の進め方と受講生の研究内容の確認
第2回　テキスト第1章の輪読
第3回　テキスト第2章前半の輪読
第4回　テキスト第2章後半の輪読
第5回　テキスト第3章前半の輪読
第6回　テキスト第3章後半の輪読
第7回　テキスト第4章前半の輪読
第8回　テキスト第4章後半の輪読
第9回　テキスト第5章前半の輪読
第10回　テキスト第5章後半の輪読
第11回　テキスト第6章前半の輪読
第12回　テキスト第6章後半の輪読
第13回　テキスト第7章前半の輪読
第14回　テキスト第7章後半の輪読
第15回　レポート指導

（授業の方法）
テキストの輪読を行います。適宜、ディスカッションを行い内容を深めていきます。
また、受講生の研究内容や問題意識に合わせて適宜、研究指導を行います。

ロバート・チャルディーニ（2014）『影響力の武器−なぜ人は動かされるのか（第三版）』誠信書房

（事前学習）
指定された箇所を熟読してください。
（事後学習）
講義内でディスカッションした内容を整理し、もう一度テキストを読んでください。

レポート（50%）レジェメと報告（30%）ディスカッションへの参加度（20%）

可能な限り受講生の研究テーマや問題意識に合わせて講義を展開します。
また、受講者の経営学全般に関する理解にも合わせていきます。
それにともない、テキストを変更することがあります。
テキストの購入については初回の講義の指示に従ってください。