シラバス情報

授業科目名
博物館教育論
開講年次
カリキュラムにより異なります。
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
C-CL-203L
担当教員名
国近 有佑子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
博物館情報・メディア論
博物館展示論
次に履修が望まれる科目
博物館経営論
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
博物館教育について基礎的な知識を得るとともに、実践的に考えることができるようになることを目的とします。

(受講者の到達目標)
到達目標1;博物館教育の意義や特性について、基礎的な知識を得ることができる。
到達目標2;博物館における教育・学習について、多角的に考えることができる。
到達目標3;博物館教育の実践について、共同して考え、具体的な提案ができる。
【授業の概要】
博物館における教育・学習に関する基礎的な知識を得るとともに、具体的な事例や実践を通して、博物館教育の課題や可能性について考えます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回  ガイダンス...[講義、演習]
第 2回  博物館における学び(1)  教育、学習とは何か...[講義]
第 3回  博物館における学び(2)  学習理論...[講義]
第 4回  博物館における学び(3)  来館者の博物館体験...[講義]
第 5回  博物館と教育の歴史(1)  欧米...[講義]
第 6回  博物館と教育の歴史(2)  日本...[講義、演習]
第 7回  教育プログラムの考案(1)  発想法、事例、評価...[講義、演習]
第 8回  美術作品の鑑賞プログラム...[講義、演習]
第 9回  博物館のアクセシビリティ...[講義]
第10回  子どもと博物館...[講義、演習]
第11回  ワークショップ体験(校外学習)...[演習]
第12回  地域社会と博物館(1)  学校や地域との連携...[講義]
第13回  地域社会と博物館(2)  MLA連携...[講義]
第14回  教育プログラムの考案(2)  プレゼンテーション...[発表]
第15回  これからの博物館と学び...[講義]


(授業の方法)
配布資料とスライドによる講義を中心に、小グループに分かれた演習を行います。
グループ課題として、博物館における教育プログラムを考案し、発表してもらいます。
実際に美術館を訪れて、ワークショップを体験する機会を設けます。

テキスト・参考書
使用しません。
授業時間外の学修
様々な博物館を訪ねるとともに、実際に教育プログラムを体験することを推奨します。 

(事前学修)
小課題や配布資料に基づいて予習を行うこと。

(事後学修)
講義の内容を整理しておくこと。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
リアクションペーパーおよび小課題(30%)、グループ課題(30%)、期末試験(40%)

(成績評価の基準)
到達目標1;博物館教育の意義や特性について、基礎的な知識を得ている。
到達目標2;博物館における教育・学習について考えたことを、的確に表現できる。
到達目標3;博物館教育の実践について共同して考え、的確に提案できる。
備  考
ワークショップ実施の都合および受講者の興味関心にあわせ、授業内容を前後し、横断的に行う場合があります。 
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
学芸員としての実務経験を持つ教員による授業