シラバス情報

授業科目名
卒業制作
開講年次
4年
開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
単位数
10単位
科目ナンバリング
担当教員名
鈴木 恵麻、山梨 千果子、中村 譲
担当形態
複数
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
日本画実習3
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
学部在学中に学んだ自らの芸術表現の問題や課題を把握し、自己の集大成を発表し、最終講評会に提出することが目的です。
大画面での制作スケジュールを組み立て、自分の考えをまとめて作品の完成度を追求していきます。
(受講生の到達目標)
・到達目標1;自らの芸術表現の問題を分析し、課題を発見して制作に活かすことができる。
・到達目標2;制作スケジュールに基づき自己管理を行い、卒業制作展に作品を展示することができる。
・到達目標3;自身の作品内容について、発表および質疑応答に答えることができる。
【授業の概要】
学部4年間の集大成として、これまで積み重ねてきた研究成果をテーマを自由に制作し、卒業制作に取り組みます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
卒業制作 変形120号(1550×1939mm)〜150号
第 1回 【卒業制作】ガイダンス、取材「講義」「実習」
第 2回 【卒業制作】取材、テーマの検討「実習」
第 3回 【卒業制作】取材、素材収集、支持体や画材の検討「実習」
第 4回 【卒業制作】小下図制作「実習」
第 5回 【卒業制作】小下図研究会「講義」「実習」「発表」
第 6回 【卒業制作】支持体準備、パネル下処理、制作スケジュールの組立「実習」
第 7回 【卒業制作】支持体準備、ドーサ引き「実習」
第 8回 【卒業制作】大下図制作、素材や構成の再検討「実習」
第 9回 【卒業制作】大下図制作、取材の追加「実習」
第10回 【卒業制作】大下図研究会「講義」「実習」「発表」
第11回 【卒業制作】研究会を踏まえた大下図のブラシュアップ、本紙の貼り込み「実習」
第12回 【卒業制作】本紙へトレース、構成等の吟味「実習」
第13回 【卒業制作】骨描き「実習」
第14回 【卒業制作】下塗り「実習」
第15回 【卒業制作】下地の積み重ね「実習」
第16回 【卒業制作】制作、制作スケジュールの振り返り「実習」
第17回 【卒業制作】制作 【自画像制作】支持体準備、取材「実習」
第18回 【卒業制作】制作 【自画像制作】下図制作「実習」 
第19回 【卒業制作】額縁の検討、発注、制作「実習」
第20回 【卒業制作】進捗の把握と今後の展開について検討 【自画像制作】トレースから下地制作「実習」
第21回 【卒業制作】検討内容の反映 【自画像制作】制作「実習」
第22回 【卒業制作】仕上げを見据えた内容の充実 【自画像制作】制作「実習」
第23回 【卒業制作】本画研究会「講義」「実習」「発表」
第24回 【卒業制作】作品の発展について検討「実習」
第25回 【卒業制作】仕上げ 【自画像制作】仕上げ「実習」
第26回 【卒業制作】仕上げ、額の取付「実習」
第27回 【卒業制作】一次提出「講義」「実習」「発表」
第28回 【卒業制作】撮影「実習」
第29回 【卒業制作】展示計画「実習」
第30回 【卒業制作】提出「発表」
 9月に小下図研究会を行う
 10月に大下図研究会を行う
 12月に本画研究会を行う

(授業の方法)
教員との定期的な研究会を通して作品を完成させていきます。また平日の実習時間には教員が見回りを行い、学生にその場でア
ドバイスや指導を行います。学外展示では卒業制作に関わる各担当を決め協働して作品展示を行います。また広報や図録制作
など、社会に向けて作品を発表し、ギャラリートークでは自身の作品についてのコンセプトをわかりやすくプレゼンテーションしま
す。
テキスト・参考書
画集等の参考資料を必要に応じて提示する。
授業時間外の学修
ありません。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
実習の取り組みと、提出作品による理解度・到達度を点数化し評価する。  

(成績評価の基準)
・到達目標1;自らの芸術表現の問題を分析し課題を発見し、制作に活かせている。
・到達目標2;制作スケジュールに基づき自己管理を行い、卒業制作展に作品を提出することができている。
・到達目標3;自身の作品内容について、発表および質疑応答に答えることができている。
備  考
十分な計画・取材・準備等を行うこと。
画集等の参考資料を必要に応じて提示する。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習、フィールドワーク等を伴う授業