シラバス情報

授業科目名
卒業制作
開講年次
4年
開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
単位数
10単位
科目ナンバリング
担当教員名
黒田 教裕、伊藤 麻子、林 宏、西原 美彩、桜田 知文
担当形態
複数
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
デザイン実習3
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
学部4年間の集大成として作品を制作し、学外で行う卒業制作展で展示することが授業の目的です。

(受講生の到達目標)
・到達目標1;自ら設定したテーマについてリサーチや情報の整理に基づく制作プロセスを経た上で、ブラッシュアップを重ね作品の質を高めることができる。
・到達目標2;制作スケジュールに基づき自己管理を行い、卒業制作展に作品を提出することができる。
・到達目標3;自身の作品についてのコンセプトやプレゼンテーション資料を作成し、発表および質疑応答に答えることができる。

【授業の概要】
デザイン実習1・2・3で学んできたことを踏まえ、各自の研究テーマを掘り下げて卒業制作に取り組みます。また研究室ごとのグループディスカッションを通して、自身の作品についての客観的な視点を獲得するようにします。 卒業前までに自身のデザインワークをまとめたポートフォリオ提出してもらいます。                                  
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回:【卒業制作】オリエンテーション、事前リサーチ「講義」「実習」
第2回:【卒業制作】ブレインストーミング「グループディスカッション」
第3回:【卒業制作】リサーチ「フィールドワーク」
第4回:【卒業制作】ディスカッション、計画の立案、素材の検討「グループディスカッション」「実習」
第5回:【卒業制作】テーマの決定「実習」
第6回:【卒業制作】ラフデザイン(1)の制作「実習」
第7回:【卒業制作】ラフデザイン(1)のブラッシュアップ「実習」
第8回:【卒業制作】ラフデザイン(2)の制作「実習」
第9回:【卒業制作】ラフデザイン(2)からプロトタイプへ「実習」
第10回:【卒業制作】プロトタイプ(1)の制作「実習」
第11回:【卒業制作】プロトタイプ(1)のブラッシュアップ「実習」
第12回:【卒業制作】プロトタイプ(2)の制作「実習」
第13回:【卒業制作】プロトタイプ(2)の制作、検証「実習」「グループディスカッション」
第14回:【卒業制作】プロトタイプ(2)の制作、検証結果の反映「実習」
第15回:【卒業制作】プロトタイプ(2)の仕上げ、中間プレゼンテーション資料作成「実習」
第16回:【卒業制作】中間プレゼンテーション、中間チェック「発表」
第17回:【卒業制作】中間チェックを踏まえたディスカッション「グループディスカッション」
第18回:【卒業制作】ラフデザイン(3)の制作「実習」
第19回:【卒業制作】ラフデザイン(3)の制作、検証「実習」「グループディスカッション」
第20回:【卒業制作】プロトタイプ(3)の制作、検証結果の反映「実習」
第21回:【卒業制作】プロトタイプ(3)の制作、ブラッシュアップ「実習」
第22回:【卒業制作】仕上げ工程の立案、素材の再検討「実習」
第23回:【卒業制作】仕上げ、検証「実習」「グループディスカッション」
第24回:【卒業制作】仕上げ、検証結果の反映「実習」
第25回:【卒業制作】仕上げ、ブラッシュアップ「実習」
第26回:【卒業制作】最終プレゼンテーション資料作成「実習」
第27回:【卒業制作】最終プレゼンテーション、講評「発表」
第28回:【卒業制作】講評、採点「発表」
第29回:【卒業制作】講評を踏まえたブラッシュアップ「実習」
第30回:【卒業制作】学内展示「発表」

(授業の方法)
担当教員との定期的なミーティングやグループディスカッションを通して自ら設定したテーマを掘り下げながら制作していきます。学内展示では自身の作品についてのコンセプトをわかりやすくプレゼンテーションします。学外展示では卒業制作に関わる各担当を決め協働して作品展示を行います。また広報や図録制作など、社会に向けて作品を発表し、ギャラリートークでは自身の作品についてのコンセプトをわかりやすくプレゼンテーションします。
テキスト・参考書
使用しません。
授業時間外の学修
ありません。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
作品制作に対する姿勢や制作過程でのリサーチや情報整理(20%)、提出作品の出来栄えや完成度をふまえて総合的に判断します。(80%)

(成績評価の基準)
・到達目標1;提出作品において、テーマについてのリサーチとブラッシュアップを重ねて、作品の質を高めることができているか。
・到達目標2;制作スケジュールを自己管理し、卒業制作展に作品を提出することができているか。
・到達目標3;客観的な視点をもとにまとめた作品コンセプトについて、プレゼンテーションを行い質疑応答ができているか。
備  考
授業の中で参照すべき資料を適宜紹介します。
4年生までに、本学および他の美術系大学の卒業制作も観て研究しておくこと。
科目ナンバリング:A-SD-422T
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習