教員名 : 中村 譲
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授業科目名
古美術研究(演習)
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
単位数
4単位
科目ナンバリング
担当教員名
鈴木 恵麻、山梨 千果子、中村 譲
担当形態
複数
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
日本画実習1
日本画実習2 日本美術史1、2 次に履修が望まれる科目
日本画実習3
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
古典絵画・彫刻・建築等、実地に視察・研究することで日本美術の歴史に関する知識を修得することが目的です。多様な芸術表 現に触れ、感受性を養い、情報をリサーチして整理することを学び、そこで得た知識を現在の創作に活かします。 (受講生の到達目標) ・到達目標1;多様な芸術表現に触れ感受性を養うとともに、幅広い視野で物事を捉え自身の制作に活かすことができる。 ・到達目標2;事前学習で得られた仏像や壁画など日本の美術や文化についてのリサーチや情報を整理しまとめることができる。 ・到達目標3;現地調査やフィールドワークを通して、日本美術の歴史から美や芸術の本質を学び、自己の表現の可能性を探るこ とができる。 【授業の概要】
事前学習として、日本の古典絵画や仏像などの彫刻作品について学びます。その後実際に奈良から京都へと研究旅行を行い、
旅行中に2度の現地講義を受講して、古美術への見識と知識を深めていきます。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
講義、実習(現地でのスケッチ等) 《期間》 11月上旬〜中旬 8泊9日 《行き先》 奈良 興福寺、飛鳥周辺(高松塚古墳、キトラ古墳、石舞台、飛鳥寺、橘寺、岡寺)、秋篠寺、薬師寺、当麻寺、室生寺、聖林寺、安倍文 殊院、法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺、東大寺(大仏殿、戒壇院、俊乗堂、法華堂、東大寺ミュージアム)、正倉院、新薬師寺、 唐招提寺、薬師寺、安産寺、信貴山朝護孫子寺、奈良国立博物館など 「演習」 京都 南禅寺(金地院、大方丈)、養源院、三十三間堂、智積院、大徳寺(孤蓬庵、真珠庵、大方丈) 、相国寺(承天閣美術館)、妙心寺 (隣華院)、 広隆寺、教王護国寺、平等院、(株)ナカガワ胡粉絵具、醍醐寺、法界寺、京都国立博物館など 「演習」 ※拝観先の都合により変更になる場合あり。 《事前講義》 7月中 2コマ 「講義」 非常勤講師 苫名 悠、荒木 泰恵 (授業の方法) 事前学習では日本の仏像や壁画における美術様式の時代による変遷や特徴を、様々な資料やスライドをもとに多角的に学びま す。その後実際に奈良、京都を巡り、歴史的な日本の美についての理解を深めます。現地調査やスケッチなどのフィールドワーク を通して表現者の観点から見た感想や意見を現地で意見交換します。 テキスト・参考書
古美術研究演習の手引きを作成し、持参します。
授業時間外の学修
事前に特別拝観先、現地調査の見学先などの情報収集を行ない、必要に応じて見学先の予約等を行なっておくこと。
(事前学修)講義前に講義内容についてリサーチ 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
古美術研究事前学内講義のレポート(20%)、現地講義と研究旅行への取り組み姿勢(80%)を重視し、 評価の基準とする。 (成績評価の基準) ・到達目標1;多様な芸術表現に触れ感受性を養うとともに、幅広い視野で物事を捉え自身の制作に活か せている。 ・到達目標2;事前学習で得られた仏像や壁画など日本の美術や文化についてのリサーチや情報を整理 しまとめることができている。 ・到達目標3;現地調査やフィールドワークを通して、日本美術の歴史から美や芸術の本質を学び、自己 の表現の可能性を探ることができている。 備 考
事前に拝観先、自由研究日の見学先などの情報収集を行なっておくこと。
科目ナンバリング:A-SJ-302S 担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家によるフィールドワーク等を伴う授業
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