教員名 : 宮谷 聡美
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授業科目名
中古文学専門演習a
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-SG-310S
担当教員名
宮谷 聡美
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
中古文学専門演習b
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
和歌の意味や特徴を理解したうえで自分なりの視点で問題を発見し、論点を他者と共有・議論できるようになることが目的です。 (受講生の到達目標) 到達目標1;辞典・事典、索引や注釈書などを活用する和歌の研究方法を学び、問題点を整理することができる。 到達目標2;上記にもとづいて自分の意見をまとめたものを発表し、討論に参加することができる。 到達目標3;先行論や討論参加者の意見を取り込みながら、協働的・主体的に新しい知見や発展的課題に到達することができる。 【授業の概要】
『古今和歌集』の歌の特徴と部立の構成方法を検討し、後の伝統をかたちづくる価値観について考察します。できるだけ早い時期に、『古今和歌集』を通読しておいてください。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 講義; 『古今和歌集』について 第2回 講義;担当箇所、調査発表方法について 第3回 演習;学生の発表と討論1 第4回 演習;学生の発表と討論2 第5回 演習;学生の発表と討論3 第6回 演習;学生の発表と討論4 第7回 演習;学生の発表と討論5 第8回 演習;学生の発表と討論6 第9回 演習;学生の発表と討論7 第10回 演習;学生の発表と討論8 第11回 演習;学生の発表と討論9 第12回 演習;学生の発表と討論10 第13回 演習;学生の発表と討論11 第14回 演習;学生の発表と討論12 第15回 講義;発表のまとめ、レポート作成 (授業の方法) 原則として受講者の発表と討論ですが、一部は講義とします。 テキスト・参考書
(テキスト)小町谷照彦『古今和歌集』(ちくま学芸文庫、2010年)
(参考書)松田武夫『古今和歌集新釈』(風間書房、1968−1975年)、竹岡正夫『古今和歌集全評釈』(右文書院、1976年)、小島憲之・新井栄蔵『新日本古典文学大系 古今和歌集』(岩波書店、1989年)、片桐洋一『古今和歌集全評釈』(講談社、1998年、文庫版でも可)、鈴木宏子『「古今和歌集」の想像力』(NHKブックス、2018年) 授業時間外の学修
(事前学修)発表資料を作成する。または発表者の資料を読み込む。
(事後学修)討論結果をふまえて資料を補足し、レポートにまとめる。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
発表(50%)・討論への参加(20%)・最終レポート(30%) (成績評価の基準) 到達目標1;辞典・事典、索引や注釈書などを活用し、問題点を整理している。 到達目標2;上記にもとづいて自分の意見をまとめたものを発表し、討論に参加している。 到達目標3;先行論や討論参加者の意見を取り込みながら、自分なりの課題を設定してレポートにまとめている。 備 考
発表資料は原則として前日までにMS- teamsで共有してください。レポート提出はポータルから行います。文書作成ソフト、MS- teamsがインストールされた大学ネットワークに接続可能なパソコンを用意してください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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