教員名 : 柴 市郎
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授業科目名
文芸創作特別演習
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-RE-332S
担当教員名
柴 市郎
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
文芸創作入門
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
文芸創作に対する認識を深め、文芸創作力の向上をめざす。
(受講生の到達目標) (知識・技能) 到達目標1;俳句・漢詩・児童文学・小説を構成する文学的知識を、創作表現に関連付けることができる。 (思考力・判断力) 到達目標2:俳句・漢詩・児童文学・小説の実作に関する具体的な方法を理解して創作ができる。 到達目標3:各分野の創作課題を、まなんだ知識を活用して完成させることができる。論理的に創造に取り組み、自分の考えをまとめ、合評を通じて議論や対話を行うことができる。 【授業の概要】
複数の教員によるオムニバス形式の演習授業である。詩・童話・エッセイ・小説など、文学の多様なジャンルについて実践的に文芸創作の方法を学ぶ。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 講義:演習 小説(1) 時代小説の鑑賞と実作(原) 第2回 講義:演習 小説(2) 時代小説の鑑賞と実作(原) 第3回 講義:演習 俳句(1) 俳句入門実践編1(田村) 第4回 講義:演習 俳句(2) 俳句入門実践編2(田村) 第5回 講義:演習 俳句(3) 俳句入門実践編3(田村) 第6回 講義:演習 俳句(4) 俳句入門実践編4(田村) 第7回 講義:演習 漢詩(1) 漢詩入門実践編 その1(鷹橋) 第8回 講義:演習 漢詩(2) 漢詩入門実践編 その2(鷹橋) 第9回 講義:演習 児童文学(1) こどもとは何か1。児童文学のはじまりと、サブジャンル「メルヘン・日常の物語」。実作指導(ひらがなで書いてみること)。(くぼ) 第10回 講義:演習 児童文学(2) こどもとは何か2。児童文学の意義と歴史と、サブジャンル「ファンタジー」。実作指導。(くぼ) 第11回 講義:演習・討議 児童文学(3) こどもとは何か3。児童文学の射程と、サブジャンル「ヤングアダルト」。作品合評と実作指導(同前)。(くぼ) 第12回 講義:演習 児童文学(4) まとめ。”こども”を考えること、そして、こどもに向かって書くということ。作品総評。(くぼ) 第13回 講義:演習 小説(3) 小説における自然描写 その1〜藤沢周平作品を例に(柴) 第14回 講義:演習 小説(4) 小説における自然描写 その2〜実践と検討(柴) 第15回 講義:演習 小説(5)まとめ(柴) (授業の方法) 小 説・俳句・漢文・児童文学の各ジャンル担当講師のオムニバスで具体的な実作の知識を講義形式で学ぶ。 各回で開設された内容をふまえて、課題作成をおこなう。 実作実践と添削指導・合評を通じて文章表現の改善にとりくむ。 テキスト・参考書
テキスト・参考書は指定せず、参考になる資料は適宜紹介する。
授業時間外の学修
(事前学習)
その回の分野の演習にかかわる作品や文学的知識に触れ、必要な知識を整理しておく。 (事後学習) 各回で提示される課題を完成させ提出する。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)授業(演習)への参加態度(50%)、提出物(50%)によって評価する(但し全ての課題を提出していなければならない)。
(成績評価の基準) (知識・技能) 到達目標1;各分野の特徴を理解して創作表現に関連付けることができている。 (思考力・判断力) 到達目標2:各分野の実作に関する具体的な方法を理解して創作ができている 到達目標3:各分野の創作課題を完成させ、合評を通じて議論や対話を行うことができている。。 備 考
諸事情により、リモート授業を実施する場合は、講師ごとに授業の行い方について事前にMicrosoft Teamsの授業専用チャネルでお知らせをしますので必ずご確認ください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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