シラバス情報

授業科目名
日本文学史4(近世)
開講年次
1年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLT-214L
担当教員名
吉田 宰
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国文学(国文学史を含む。)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
日本文学講読4(近世)
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
日本近世文学史に関する基本的な知識を修得する。また、諸ジャンルにおける各作品の部分的な読解およびコメントカードの提出を通して、確かな分析力および論理的思考力を身につける。

(受講生の到達目標)
到達目標1:講義内容に関する意見や感想を具体的に述べることができる。
到達目標2:日本近世文学史における各ジャンルの特徴を正確に説明することができる。
到達目標3:日本近世文学史の大まかな流れを説明することができる。
【授業の概要】
日本近世文学史を概説する。近世期の文芸は、【1】散文、【2】韻文、【3】芸能、の3つに大別できる。本講義では、とくに【1】の各ジャンルについて、その流れや特徴を整理し、近世文学史全体の大まかな見取り図を学ぶ。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 第一講 ガイダンス:日本近世文芸概説(雅俗論) (講義、課題)
第 2回 第二講 仮名草子    (講義、課題、フィードバック)
第 3回 第三講 浮世草子(1) (講義、課題、フィードバック)
第 4回     同上  (2) (講義、課題、フィードバック)
第 5回 第四講 談義本 (1) (講義、課題、フィードバック)
第 6回     同上  (2) (講義、課題、フィードバック)
第 7回 第五講 読本  (1) (講義、課題、フィードバック)
第 8回     同上  (2) (講義、課題、フィードバック)
第 9回 第六講 洒落本 (1) (講義、課題、フィードバック)
第10回     同上  (2) (講義、課題、フィードバック)
第11回 第七講 人情本 (1) (講義、課題、フィードバック)
第12回     同上  (2) (講義、課題、フィードバック)
第13回 第八講 滑稽本 (1) (講義、課題、フィードバック)
第14回     同上  (2) (講義、課題、フィードバック)
第15回 第九講 草双紙     (講義、課題、フィードバック)

(授業の方法)
・第1回〜第15回:教員が受講生に対して講義を行う。また受講生には各回の授業課題として、コメントカードを授業翌日の23時59分までにポータルサイトより提出してもらう。なお、全体に共有すべきコメントカードについては、次回の授業冒頭において教員による回答を添えてフィードバックする。

※授業の進捗状況に応じて、適宜内容を変更する。
テキスト・参考書
(テキスト)
適宜レジュメをデータ配信する。

(参考書)
『時代別日本文学史事典 近世編』(東京堂出版、1997年)。その他、適宜指示する。
授業時間外の学修
(事前学修)
特になし。

(事後学修)
レジュメの内容を復習し、コメントカードを提出する。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
毎回のコメントカード30%、学期末の筆記試験(持込不可)70%。
※コロナの感染状況に応じて、学期末の筆記試験はレポート提出に切り替わる場合がある。

(成績評価の基準)
到達目標1:毎回のコメントカードにおいて、講義内容に関する意見や感想を具体的に述べることができている。
到達目標2:学期末の筆記試験において、日本近世文学史における各ジャンルの特徴を正確に説明することができている。
到達目標3:学期末の筆記試験において、日本近世文学史の大まかな流れを説明することができている。
備  考
・メモを取りながら受講し、不明な点は参考書などを手がかりに自分で改めて調べる姿勢が求められる。
・レジュメは紙媒体では配布しない。必要に応じて各自で印刷しておくこと。
・対面/オンラインにかかわらず、授業ではTeamsの画面共有機能を使用するので、ノートPCなどの情報機器を毎回持参すること(ノートPCを強く推奨する)。
・オンライン授業の場合:ポータルとTeamsを用いたリアルタイム授業を行う。 
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容