教員名 : 米倉 広晃
|
授業科目名
日本文化史
開講年次
カリキュラムにより異なります。
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-IC-211L/A-IC-231L
担当教員名
米倉 広晃
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
日本列島における古代から近現代までの文化のうち、特に(1)名前(2)建築(3)服飾の三つを採り上げ、外国文化の移入・消化の過程から日本文化がもつ特質を考え、理解する。 (受講生の到達目標) 到達目標1:日本における名前・建築・服飾の各文化について、歴史的展開を説明できる。 到達目標2:外国文化の移入背景としての高い政治性的要求を説明できる。 到達目標3:伝統的・日本的と目されている文化に対し、継続性・固有性の両面から客観的に論じることができる。 【授業の概要】
日本文化の特質を(1)名前(2)建築(3)服飾の三つの要素を通じ、対外的な政治姿勢や国内の慣習的実情といった背景を考えながら、理解を深めていく。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス(講義)
第 2回 この授業で学ぶにあたっての基礎知識(講義) 第 3回 名前の文化史(1)集団名(講義) 第 4回 〃 (2)個人名(講義) 第 5回 〃 (3)おくり名(講義、小レポート課題提示) 第 6回 建築の文化史(1)前近代の宗教建築(講義、第1回小レポート提出) 第 7回 〃 (2)前近代の宮殿・城郭建築(講義) 第 8回 〃 (3)近現代建築(講義、小レポート課題提示) 第 9回 服飾の文化史(1)髪型と顔の装い(講義、第2回小レポート提出) 第10回 〃 (2)飛鳥時代までの服飾(講義) 第11回 〃 (3)朝廷の服飾(講義) 第12回 〃 (4)武家の服飾(講義) 第13回 〃 (5)宗教関係者・民衆の服飾(講義) 第14回 〃 (6)洋装導入後の服飾(講義) 第15回 伝統的・日本的なるものとは(講義、期末レポート課題提示) (授業の方法) 授業開始時に配布するレジュメに基づきながら講義形式で説明する。 学修内容の理解度確認のため全2回、小レポートの作成・提出を課す。また小レポートでは、授業に関する感想・質問等の記入を推奨する。記入のあった質問には次回授業で回答し、感想は授業の質的向上に資したい。 テキスト・参考書
(テキスト)毎回、授業時にレジュメを配布する。
(参考書)適宜、授業中に紹介する。 授業時間外の学修
(事前学修)特に求めない。
(事後学修)授業内容の復習、授業中に紹介した書籍・資料等の閲覧。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
全2回の小レポート(40%)、期末レポート(60%) (成績評価の基準) 到達目標1:日本の名前・建築・服飾の各文化について、その大まかな歴史的展開を理解できている。 到達目標2:外国文化の移入背景としての、国内外の政治的要求について論じることができている。 到達目標3:日本的・伝統的とされる文化について、継続性・固有性の両面から客観的に分析できている。 備 考
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容
|