シラバス情報

授業科目名
インターンシップ
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-LC-212P
担当教員名
前田 謙二、八木 力俊
担当形態
複数
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
キャリア形成入門
キャリア形成演習
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
 この授業の目的は、就業体験を通じて、大学で学んだ理論や知識が実際の社会でどのように活用できるかを確認し、その成果を文章と言葉で表現できることです。同時に、これから社会で求められる、マナーやリテラシーなどを経験から学ぶことです。

(受講生の到達目標)
到達目標1.職業観、社会観を養い、具体的な目標を設定して進路に対する考えを明確化することができる。
到達目標2.就業体験を通して学んだこと、得たことを言語化することで、「気づき」を「経験」として定着させると
      ともに、他者にわかりやすく的確に伝えることができる。
到達目標3.今後の学業や学生生活にどのように生かすかを具体的に考え、行動計画を立てることができる。
【授業の概要】
インターンシップ(就業体験学習)は、実社会での研修を通じて社会認識・職業意識を育成すること、適切な就業選択を推進すること、専門分野に関する深い認識を形成することなどです。事前学習では、自己目標の設定等を通じて、就業体験に対する目的意識の明確化を図り、就業体験をより充実したものとします。就業体験終了後の事後学習では、就業体験内容(自己目標の達成度、学んだこと等の自己評価・点検)についての発表を行い、今後の学習意欲・就業意識の向上や、プレゼンテーション能力・コミュニケーション能力の形成を図ります。
なお、実習内容は状況に応じて変更することがあります。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 オリエンテーション
 履修上の注意、参加目的、働くということを考える(講義)
第2回 事前学習1
 自己分析と自己理解(演習)
第3回 事前学習2
 就業体験先の絞り込み、申込書の作成(演習)
第4回 事前学習3
 自己目標の設定、自己紹介と志望動機(演習)
第5回 事前学習4
 就業体験中の留意点、ビジネスマナー、報告書・プレゼンテーション資料の作成方法(演習)
第6回 <就業体験>
 インターンシップ先にて就業体験(フィールドワーク1日目)
第7回 <就業体験>
 インターンシップ先にて就業体験(フィールドワーク2日目)
第8回 <就業体験>
 インターンシップ先にて就業体験(フィールドワーク3日目)
第9回 <就業体験>
 インターンシップ先にて就業体験(フィールドワーク4日目)
第10回 <就業体験>
 インターンシップ先にて就業体験(フィールドワーク5日目)
第11回 事後学習1
 就業体験の振り返り、報告書、プレゼンテーション資料の作成(講義)
第12回 事後学習2
 就業体験報告 ※グループAのプレゼンテーション(発表)
第13回 事後学習3
 就業体験報告 ※グループBのプレゼンテーション(発表)
第14回 事後学習4
 就業体験報告 ※グループCのプレゼンテーション(発表)
第15回 就業体験発表会(発表、オブザーブ)
 企業の来賓を交えて、代表者による発表会
※第12回〜第14回のプレゼンテーションは、受講人数に応じて発表形式を変更する場合があります。

(授業の方法)
 テキストの内容について教員が講義し、その後、受講生が実践する形で授業を進めます。基本的には教員と学生や学生同士がインタラクティブ(双方向)で対話をしながら進めていきます。
 第1回〜第5回の事前学習では、自己分析から自分の志向を見つけて、企業研究をしてもらいます。自己分析シートや履歴書の作成も行います。第3回ではチームを組んで演習を行います。第4回ではクラス内で自己分析を基にした自己紹介を行います。
 第6回〜第10回の就業体験では、夏休み期間を利用して実際に5日間〜10日間程度の企業での就業体験を行っていただきます。
 第11回〜第15回の事後学習では、体験の振り返りと発表を行います。第11回はクラス内での振り返りとプレゼンテーションの準備を行います。第12回〜第14回のプレゼンテーションは、クラス内で発表をします。第15回は企業の来賓を招いて選抜者による発表会を行います。
テキスト・参考書
オリジナルプリントを利用します。ポータルより配布します。
授業時間外の学修
(事前学修)
 第1回〜第5回では、就業前の自己分析が重要になります。授業が始まる前までにテキストをダウンロードして、自己分析シートや履歴書(要提出)などの空白部分を埋めてくるようにしてください。(所要時間約30分〜60分)
 第6回〜第10回では、就業体験に向けたマニュアルを配布しますので、実習前までに熟読しておいてください(所要時間約約60分)第7回〜第10回に置いては、就業体験から得たことなどや課題を考えて翌日に参加するようにしてください。(所要時間約30分〜60分)
 第11回〜第15回では、振り返りとプレゼンテーションを行います。毎回、体験したことや感じたことなどをクラス内で伝える時間がありますので、経験を整理したり、パワーポイントによるプレゼンテーションができるように作成をしておいてください。(所要時間約30分〜180分)
(事後学修)
 毎回プリントの最後にリフレクションシートや課題の指示を出します。この授業で学んだことや次回に使用するものなどを言語化しておいてください。(所要時間約30分〜60分)
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
事前学習への出席と履歴書の提出は、必修です。授業にすべて参加できない場合や履歴書が提出されない場合、単位は付与しません。
※理由があり、事前または翌週までにキャリア研究室に届け出があった場合は考慮する。

受け入れ先評価(30%)、就業体験報告書(30%)、事後学習プレゼンテーション(30%)授業への参画度(10%)を総合的に評価する。

(成績評価基準)
1.就業体験に参加する意味や体験中に必要なことを理解することができる。
2.就業体験中に事前学習で学んだことを活かして積極的に参加できる。
3.就業体験で学習したことを、文章や発表を通じて伝えることができる。
備  考
学期初めにインターンシップ説明会を開催し、受講の要件(エントリーシートの提出等)について詳しく説明するので必ず参加してください。

事前学習は、全ての回の出席が必須となります。他の講義とのスケジュールを確認して受講するようにしてください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
学外でのフィールドワーク等を伴う授業