シラバス情報

授業科目名
機械学習と人工知能
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-IN-210L
担当教員名
木村 文則、本田 治
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
機械学習と人工知能についての仕組みや基礎知識を学ぶ.
また,学んだ機械学習および人工知能をpythonを用いて実装する.

(受講生の到達目標)
到達目標1: 主な機械学習アルゴリズムの仕組みについて,説明ができる.
到達目標2: ニューラルネットワークの仕組みについて,説明ができる.
到達目標3: 主な機械学習アルゴリズムやニューラルネットワークを活用しデータを処理・分析することができる.
【授業の概要】
ニューラルネットワークやディープラーニングなどの人工知能の技術が発展し,実社会での活用が急速に進んでいる.
本講義では,人工知能およびその前提知識となる機械学習について仕組みや基礎知識を学ぶ.また,本講義で取り上げた機械学習や人工知能を構築し,実際に様々なデータに対して処理・分析を実践する.
【授業計画と授業の方法】
第1回:ガイダンス、Anaconda(python)のインストール(講義、実習)
第2回:pythonによる数値計算(numpyの利用)(講義、実習)
第3回:システム性能の評価: 評価関数,評価指標,クロスバリデーション(講義)
第4回:教師あり学習: クラス分類,回帰,決定木(講義、実習)
第5回:k-近傍法(講義、実習)
第6回:自然言語処理の技術: 形態素解析,Bag-of-Words,TF-IDF(講義、実習)
第7回:k-平均法(k-means法)(講義、実習)
第8回:ナイーブベイズフィルタリング(講義、実習)
第9回:サポートベクトルマシン(講義、実習)
第10回:ニューラルネットワークの概要: ニューラルネットワークの仕組み(講義)
第11回:畳み込みニューラルネットワーク(講義)
第12回:学習のテクニック: 最適化手法,重みの初期値,過学習,ドロップアウト(講義)
第13回:より高度なディープラーニング(講義)
第14回:全結合ニューラルネットワークによる手書き文字認識の実践(実習)
第15回:畳込みニューラルネットワークによる手書き文字認識の実践(実習)

(授業の方法)
授業は15回全て,パワーポイント等で作成されたスライドを用いて教員が講義を行います.
また,講義中に必要に応じて演習も行います.演習ではノートPCを使用するので授業にPCを持ってくること.
テキスト・参考書
講義資料は事前にkyouzaiフォルダなどで配布しますので,テキストと合わせて事前学修に役立ててください.
授業時間外の学修
(事前学修)
講義資料を確認し,学習内容を把握しておく.
(事後学修)
講義で扱った分析方法を,別のデータに対して自分で分析を行う.
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
期末試験(100%)

(成績評価の基準)
到達目標1: 主な機械学習アルゴリズムの仕組みについて,説明ができる.
到達目標2: ニューラルネットワークの仕組みについて,説明ができる.
到達目標3: 主な機械学習アルゴリズムやニューラルネットワークを活用しデータを処理・分析することができる.
備  考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容