教員名 : 高山 毅
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授業科目名
プログラミング2実習
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
1単位
科目ナンバリング
E-IN-205P
担当教員名
高山 毅
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・コンピュータ・情報処理(実習を含む。) この授業の基礎となる科目
プログラミング2
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この実習の目的は、「情報科学・情報工学」に関する専門的知識の一つとして、プログラミングを実際に行なう能力を修得することです。プログラミング言語としてVisual Basic(以降「VB」と略)を採用し、パソコン画面上でのマウスクリックや部品配置を有効活用する、「プログラミングの初心者でも、充分に容易かつ直感的なGUIプログラミング」を、実際に行なえるようにします。 具体的には、VBプログラミングの初級編として、「最も基本となる部品」「複数の選択肢からの選択」「縦横が長い枠」「時間の活用」「写真や絵などの画像の表示」を使いこなせるようにします。 また、VBプログラミングの中級編として、「アニメーション」「マウスのクリック」「ファイル関連のメニュー」「画面上のメニュー」「大きい順や小さい順に並び替える、ソートアルゴリズム」を使いこなせるようにします。 そして学期の終盤では、ここまでで修得した個々の内容を各自が自由に組み合わせて、世界に一つだけの、自分独自のシステムの開発にチャレンジします。 (受講生の到達目標) ・到達目標1; VBプログラミングの初級編として、「最も基本となる部品」「複数の選択肢からの選択」「縦横が長い枠」「時間の活用」「写真や絵などの画像の表示」を、適切に使えること。 ・到達目標2; VBプログラミングの中級編として、「アニメーション」「マウスのクリック」「ファイル関連のメニュー」「画面上のメニュー」「大きい順や小さい順に並び替える、ソートアルゴリズム」を、適切に使えること。 ・到達目標3; 修得した個々の内容を各自が自由に組み合わせて、世界に一つだけの、自分独自のシステムを開発できること。 【授業の概要】
この実習では、GUIアプリケーションの開発方法の修得を、MS Windows上のVisualBasicを用いて行ないます。プログラミングの初級編から始め、段階を踏んで中級編に進みます。そして学期終盤には、修得した内容を組み合わせて、各自が世界に一つだけの、独自のシステムの開発にチャレンジします。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 VisualBasic(VB)によるプログラミングの基本的事項 プログラミング環境Visual Studioの使い方 第2回 VBプログラミング初級編(1) 最も基本となる部品 フォーム・ボタン・ラベル・テキストボックス 第3回 VBプログラミング初級編(2) 複数の選択肢からの選択 チェックボックス・ラジオボタン 第4回 VBプログラミング初級編(3) 縦横が長い枠 リストボックス・スクロールバー 第5回 VBプログラミング初級編(4) 時間の活用 タイマー 第6回 VBプログラミング初級編(5) 写真や絵などの画像の表示 ピクチャーボックス・グラフィックス 第7回 VBプログラミング中級編(1) アニメーション イメージリスト 第8回 VBプログラミング中級編(2) マウスのクリック イベント情報の取得・左クリック・ダブルクリック・右クリック 第9回 VBプログラミング中級編(3) ファイル関連のメニュー ファイルを開く・ファイルを保存する 第10回 VBプログラミング中級編(4) 画面上のメニュー 画面の上方に表示するメニュー・右クリックで自由に表示するメニュー 第11回 VBプログラミング中級編(5) 大きい順や小さい順に並び替える、ソートアルゴリズム 単純選択法・バブルソート法・クイックソート法 第12回 最終作品の開発(1) 何を作るか、設計立案 第13回 最終作品の開発(2) 要素となる部分の開発 第14回 最終作品の開発(3) 開発した要素部分の接続と仕上げ 第15回 最終作品の開発(4) 予選ラウンド、決勝ラウンドで発表会 (授業の方法) PowerPoint等で作成された資料を見ながら、実際にプログラミングする形で行います。必要に応じて、追加説明をする場合もあります。資料は事前にポータル等で配布します。 各回、練習問題を出題しますので、授業時間終了までに提出して下さい。3営業日後(ex. 時間割が水曜日ならば翌週の月曜日)までは、提出を延期しても構いません。提出は、ポータルのクラスプロファイルを通じて行なうこととします。 テキスト・参考書
使用しません。資料を配布します。
授業時間外の学修
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
各回の練習問題(70%)、最終作品(30%) (成績評価の基準) ・到達目標1;「VBプログラミング初級編」の内容で、正しくプログラミング出来ている。 ・到達目標2;「VBプログラミング中級編」の内容で、正しくプログラミング出来ている。 ・到達目標3; 修得した個々の内容を組み合わせて、世界に一つだけの、自分独自のシステムを開発できている。 備 考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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