教員名 : 宮辻 渉
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授業科目名
日本企業論
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-MN-310L
担当教員名
宮辻 渉
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目 この授業の基礎となる科目
経営学入門、経営学総論
次に履修が望まれる科目
経営組織論、経営管理論
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、日本企業の特徴や形態、制度に関する理論を学ぶことです。これを通じて、企業組織のみならず組織で発生している現象を理論的に捉える能力を身に付けます。くわえて、社会人として求められるスキルや能力を身に付けます。 (受講生の到達目標) 到達目標1: 日本企業に関する理論を論じることができる。 到達目標2: 組織で生じた現象を理論的な視座から説明することができる。 到達目標3: 組織に所属してから求められるスキルや能力を説明することができる。 【授業の概要】
日本企業は欧米型の企業のそれと比べて、独自の慣行を有しています。例えば、新規学卒一括採用や年功制などをあげることができます。そこで、講義の前半では日本企業の特徴や制度的な側面を中心に講義を展開します。後半は日本企業で働く際に不可欠となる理論や知識を学び、それらを実践で使えるようにしていきます。また、社会人として求められるスキルや能力についても解説をくわえていきます。
※現時点で予定している内容は下記のとおりですが、進捗状況に応じて内容を一部変更する可能性があります。 【授業計画と授業の方法】
第1回 イントロダクション: 社会科学としての経営学(講義、課題)
第2回 企業の形態: 私企業と株式会社制度(講義、課題) 第3回 企業倫理と企業の社会的貢献活動(講義、課題) 第4回 アントレプレナーシップとベンチャー企業(講義、課題) 第5回 日本的経営(講義、課題) 第6回 欧米型企業と日本企業における職務の境界 (講義、課題) 第7回 採用管理: 募集と選抜、リアリスティック・ジョブ・プレビュー(講義、課題) 第8回 人事評価(講義、課題) 第9回 キャリア理論(講義、課題) 第10回 ジョブ・クラフティング(講義、課題) 第11回 組織社会化と学習理論(講義、課題) 第12回 モチベーション理論(講義、課題) 第13回 組織ストレス(講義、課題) 第14回 ハラスメント: パワハラ、セクハラ、アカハラ(講義、課題) 第15回 賃金と福利厚生(講義、課題) 各回授業の事前・事後学習にはおよそ1時間程度を必要とします。特に、事後学習に重点をおいてください。 (授業の方法) 授業は15回全て、パワーポイントで作成したスライドを用いて教員が講義する形式で行います。必要に応じて、日本企業論に関する理論を補足説明する際は、板書を行います。講義資料は事前に配布しますので、事後学習に役立ててください。毎回、講義を振り返る内容の論述形式の課題を課します。講義終了後、1週間以内にポータルを利用して提出してください。 テキスト・参考書
テキストはありません。レジェメを配布します。
授業時間外の学修
(事前学習)
事前配布している資料を読むことで予習を行ってください。 (事後学習) 毎回課される論述の課題に取り組んでください。理解が不足していると感じた場合は適宜質問をしてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
課題等(40%)、期末テスト(60%)で評価します。 なお、出席率60%でなければ定期試験を受験できませんので注意してください。 (成績評価の基準) 到達目標1: 日本企業に関する理論を論述することが出来ている。 到達目標2: 組織で生じた現象を理論的な視座から説明することが出来ている。 到達目標3: 組織に所属してから求められるスキルや能力を説明することが出来ている。 備 考
レジュメや授業に関連する文献などを熟読したうえで、インターネットや新聞雑誌などを通じて、企業の情報を入手し、興味と関心を深めてください。特に、事後学習には十分な時間を取るようにしてください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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