専門演習２b（卒業研究）

4年

2024年度後期

2単位

E-CS-402T

前田　謙二

単独

専門演習2a（卒業研究）

（授業の目的）
　専門演習1a、専門演習1bや専門演習2a（卒業研究）を踏まえて、それらの集大成としての卒業論文の執筆をしてもらいます。自分の言いたいことを論理的に文章に表せることで、今後の社会人として必要な素養を培ってもらいます。卒業論文のテーマは税金に関するものなので、法的な考え方（法的三段論法）も身につけてもらうことを目指します。

（受講生の達成目標）
達成目標１：卒業論文の作成することができる。
達成目標２：卒業論文の形式基準を十分に満たすことができる。
達成目標３：論理展開にすぐれ、独創性のある卒業論文を作成できる。

　授業では卒業論文の作成の経過報告を行ってもらい、他のメンバーから意見や質問を受け、さらに良い論文になるようにブラシュアップをしてもらいます。自分以外の報告に関しては、質問や議論に参加するなどより良い論文になるように協力しましょう。なお、個別指導は授業時間以外に行いますので、積極的に相談に来て下さい。

（授業の計画）
第1回　卒業論文の作成（講義・議論）
各回2名で１巡目
第2回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で１巡目
第3回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で１巡目
第4回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で１巡目
第5回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で１巡目
第6回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で１巡目
第7回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で１巡目
第8回　卒業論文の途中経過報告（講義・議論）
ここまでの発表についての講評
第9回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で２巡目
第10回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で２巡目
第11回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で２巡目
第12回　卒論資料の発表と議論（演習）
各回2名で２巡目
第13回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で２巡目
第14回　卒業論文の途中経過報告（演習）
各回2名で２巡目
第15回　卒業論文の講評（講義・議論）

（授業の方法）
　各人の卒業論文を各回２人に発表し論することで、ゼミでその進捗を発表してもらい、みんなの意見やアイデアも取り入れながら進めていきます。積極的な意見発表を歓迎します。なお、卒業論文の資料準備で何か困ったことがあれば個別に相談下さい。　

（テキスト）
必要なレジメは事前に配付します（teams)。
（参考書）
中里実ほか『租税判例六法（6版）』（有斐閣、2023）、中里実ほか『租税判例百選（7版）』（有斐閣、2021）谷口勢津夫ほか『基礎から学べる租税法（3版）』（弘文堂、2022）や辞書代わりに金子宏『租税法（24版）』（弘文堂、2021）
より深い理解には、佐藤英明『スタンダード所得税法（4版）』（弘文堂、2024）、渡辺徹也『スタンダード法人税法（3版）』（弘文堂、2023）、佐藤英明=西山由美『スタンダード消費税法』（弘文堂、2022）など。　
論文作成に関しては、渡邊淳子『大学生のための論文・レポートの論理的な書き方』（研究社、2015）、戸田山和久『最新版 論文の教室』（NHKブックス、2022）など。

（事前学修）
各人の発表を事前に準備してもらいます。また、自分の論文の準備は発表に関わらず、自分で進めてください。
（事後学修）
各人の発表を踏まえて、そこでの議論やアドバイスを含め、自分の卒業論文を修正してください。また、他人の発表も参考になりますので、ゼミの議論で学修した点を自分の卒業論文にも反映してください。　

（成績評価の方法）
卒業論文（80%）
授業中の発言や質問など、授業への参加態度（20%）
（成績評価の基準）
達成目標１：卒業論文の作成することができる。
達成目標２：卒業論文の形式基準を十分に満たすことができる。
達成目標３：論理展開にすぐれ、独創性のある卒業論文を作成できる。