シラバス情報

授業科目名
専門演習2b(卒業研究)
開講年次
4年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-402T
担当教員名
荒井 貴史
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
 専門演習2a
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
 専門演習2bでは、専門演習1a、専門演習1b、専門演習2aで修得した公共経済学や財政学、または産業組織論などの理論や制度知識を踏まえて、各自の設定した卒業論文のテーマのもと、先行研究レビュー、統計データの把握・分析、関連制度の改正経過、規制や政策の状況などリサーチを開始し、分析・考察を行い、実際に卒業論文を執筆してもらいます。

(受講生の到達目標)
 到達目標1:卒業論文テーマの先行研究のレビューができる。質問にも回答できる。
 到達目標2:卒業論文テーマに関連した制度の知識や統計データを利用できる。
 到達目標3:形式基準を満たし、論理的あるいは実証的な考察を含む卒業論文を執筆・完成できる。
【授業の概要】
 卒業論文の進捗報告を中心とする。具体的には、各自の設定した卒業論文のテーマのもと、先行研究レビュー、統計データの把握・分析、関連制度の改正経過、規制や政策の状況などのリサーチ結果の報告、卒業論文の各自の分析結果や考察の報告を毎回2〜3人に担当してもらう。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
 第 1回 卒業論文テーマと現在の進捗状況の報告
 第 2回   卒論先行研究レビュー 第 1回目
 第 3回   卒論先行研究レビュー 第 2回目
 第 4回   卒論先行研究レビュー  第 3回目
 第 5回   卒論進捗報告 第 1 回目(1巡目)
 第 6回 卒論進捗報告 第 2 回目(1巡目)
 第 7回 卒論進捗報告 第 3 回目(1巡目)
 第 8回 卒論進捗報告 第 1回目(2巡目)
 第 9回 卒論進捗報告 第 2 回目(2巡目)
 第10回 卒論進捗報告 第 3 回目(2巡目)
 第11回    卒論進捗報告 第 1回目(3巡目)
 第12回 卒論進捗報告 第 2 回目(3巡目)
 第13回 卒論進捗報告 第 3 回目(3巡目)
 第14回 卒論最終報告 第 1回目
 第15回 卒論最終報告 第 2 回目

(授業の方法)
 毎回の授業は、上記の内容で卒業論文に関する報告を毎回2〜3人が行います。その上で、参加者からの質問や意見等に報告者は回答してください。教員も必要に応じて質問や分析等の注意点などの指摘や説明を行います。
テキスト・参考書
(テキスト)
 使用しない

(参考書)
 佐藤主光著『公共経済学15講』新世社 2017年
 小川光、西森 晃著『公共経済学(第2版)』中央経済社 2022年
 明城聡、大西宏一郎著『産業組織のエッセンス』有斐閣 2022年
 寺崎寛之編『図説日本の税制 令和4年度版』財経詳報社 2023年
 関口祐司編『図説日本の財政 令和5年度版 』財経詳報社 2023年
 一般財団法人厚生労働統計協会編『厚生の指標 増刊 保険と年金の動向2023/2024』厚生労働統計協会 2023年
 
授業時間外の学修
(事前学修)
 報告に備えて、卒業論文テーマに基づいて、先行研究の文献や関連する統計データを把握して、テーマに関してこれまでに明らかになっていることをまとめてください。また、新たに明らかにしようとしていることも、そのための分析手法とともに説明できるようにしてください。

(事後学修)
 報告後には、質問や指摘された事項を中心に、卒業論文の内容を再検討してください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
 報告(40%)
 質疑応答(10%)
 卒業論文の内容(50%)

(成績評価基準)
 到達目標1:卒業論文テーマの先行研究のレビューができる。質問にも回答できる。
 到達目標2:卒業論文テーマに関連した制度の知識や統計データを利用できる。
 到達目標3:形式基準を満たし、論理的あるいは実証的な考察を含む卒業論文を執筆・完成できる。
備  考
・3年次で決めた卒業研究のテーマを変更する場合も、公共経済学や財政学、または産業組織論に関連したものにして下さい。特に、現実の経済問題について、経済学の観点からその解決策を考察することをお薦めします。
・必携PCを毎回の授業に持ってきてください。レジュメ等をTeamsで画面共有します。  
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容