シラバス情報

授業科目名
専門演習1b
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-302S
担当教員名
趙 怡純
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
 この演習の目的は、「専門演習1a」で進めてきたグループ研究を完成させることによって、卒業研究に向けて研究のために必要なスキルを実践的に身につけることです。さらに、国際経営分野の最先端の研究論文を輪読し、国際経営の知識を深めていき、各自の卒業論文のテーマの選択に役立ててもらうことを目標とします。

(受講生の到達目標)
(1)グループで立てた問いについて、自分たちで調査・分析し、論理的に考察し、その内容について他者にわかりやすく説明できる
(2)グループ研究の成果を卒業論文に準ずるスタイルで執筆し、論理的な文章を書くことができる
(3)国際経営分野の最先端の論文を読み、自分なりの視点で評価・考察(批判的読解)し、それを他者に説明できる
【授業の概要】
 この演習では国際経営に関連する研究を行います。しかしながら、まずは研究とは何か、その基本的な型を知り、研究のために必要な力を身につけるためにグループで研究を行います。複数人でディスカッションをしながら研究を進めていくことで、論理的思考力やコミュニケーション能力、発表のスキル等を向上させていきます。また、国際経営分野の最先端の研究論文を輪読することで、国際経営の知識を深め、さらに最近の国際経営の問題や課題についてその動向を確認し、卒業論文のテーマ選択の足掛かりにします。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 夏季休暇期間のグループ研究の進捗状況の報告
第2回 グループ研究(1)進捗報告_A班
第3回 グループ研究(2)進捗報告_B班
第4回 グループ研究(3)進捗報告_C班
第5回 グループ研究(4)進捗報告_D班
第6回 グループ研究(5)最終成果の発表とフィードバック
第7回 輪読とディスカッション(1)
第8回 輪読とディスカッション(2)
第9回 輪読とディスカッション(3)
第10回 輪読とディスカッション(4)
第11回 輪読とディスカッション(5)
第12回 輪読とディスカッション(6)
第13回 4年生との合同ゼミ:卒業論文の中間発表会への参加
第14回 卒業研究のテーマの発表_前半
第15回 卒業研究のテーマの発表_後半

(授業の方法)
 基本的には教員が講義をするのではなく、毎回、ゼミに参加しているメンバーが発表や議論をしながら進めていきます。前半ではグループ研究を進め、各班の進捗状況を毎週報告してもらいます。その後、グループ研究の最終成果として、研究内容の最終発表と論文の執筆を行います。後半では国際経営の最先端の研究論文を輪読し、国際経営の知識を深めながら最近の研究動向について学んでいきます。さらに、来年度の卒業論文の研究テーマについて各自で考えてもらいます。
テキスト・参考書
(テキスト) 使用しません。
(参考書) 適宜ご案内いたします。
授業時間外の学修
(事前学修) 
 輪読文献の該当箇所を精読し、事前にわからないところをチェックする。

(事後学修)
 発表の準備やグループ研究を進めてください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
 ゼミでの発言(30%)、発表内容と発表資料の完成度(40%)、グループ研究の最終成果物(30%)

(成績評価の基準)
(1)グループ研究を通じて、自ら立てた問いについて、調査・分析・考察ができ、その内容について他者にプレゼンテーションでわかりやすく説明することができる
(2)グループ研究の最終成果物(論文)の作成において、論理的な文章を書くことができる
(3)輪読を通じて、国際経営分野の最先端の研究を自分なりの視点で評価・考察(批判的読解)し、それを他者に説明することができる
備  考
 ゼミでは皆さん一人ひとりが主体的に学ぶことが必要不可欠です。興味・関心を持っている事象について自ら調査・分析・考察してもらいます。また、ゼミでは積極的な発言を求めます。さらに、皆さんの発表や発言を中心にゼミを進めていくため、欠席・遅刻の際は必ず事前に連絡してください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容