教員名 : 荒井 貴史
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授業科目名
専門演習1b
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-302S
担当教員名
荒井 貴史
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
ミクロ経済学1・2
次に履修が望まれる科目
専門演習2a
公共経済学 【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、公共経済学のテキストを輪読により、公共経済学の基礎的な知識を修得した上て、市場経済での政府の役割、租税制度や財政の持続可能性などについて議論できるようになることです。同時に、レポーターとしてのレジュメの作成、報告、質疑応答など能力や、輪読テキストの内容理解を深めるためのレファレンスの入手等の情報収集の能力、論文検索や統計データの検索の仕方なども修得します。 (受講生の到達目標) 到達目標1:テキストの担当箇所の内容を見やすくレジュメにまとめることができる。 到達目標2:担当箇所をレポーターとして報告を行い、質問にも回答できる。 到達目標3:担当箇所の内容に関連する文献や統計データを入手できる。 到達目標4:公共経済学の基本的な専門用語について説明できる。 【授業の概要】
テキストの輪読を通して、レジュメの作成や報告、質疑応答などを行い、公共経済学のトピックスについて自らより深く考え、調べて、意見を述べられるようにする。特に、公共経済学の理論を学び、現実の政府の政策や税制、規制に関する議論のポイントを理解する。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 政府の役割と市場の失敗 第 2回 外部性の理論 第 3回 公共財理論 第 4回 公共選択論 第 5回 情報の非対称性 第 6回 租税の経済効果 第 7回 税の帰着と負担 第 8回 望ましい税制に向けて 第 9回 最適課税論 第10回 メカニズム・デザイン 第11回 コミットメント問題 第12回 公共部門の効率化 第13回 財政赤字と財政再建 第14回 EBPMという視点 第15回 行動経済学で考える (授業の方法) 授業は、テキストを輪読しながら、レポーターとしてのレジュメの作成、報告、質疑応答などを通じて公共経済学の知識を修得します。最初の回での基本的な事項を教員が説明します。各回の授業は、レポーターとなる学生を中心に輪読を進めますが、教員も必要に応じて注意事項の指摘や補足的な説明を行います。 テキスト・参考書
(テキスト)
佐藤主光著『公共経済学15講』新世社 2017年 (参考書) 林正義、小川光、別所俊一郎著『公共経済学』有斐閣 2010年 授業時間外の学修
(事前学修)
テキストの該当箇所を読むことにより予習を行ってください。 (事後学修) テキストの該当箇所を再読してください。その際、計算などの部分は手を動かして確認するようにしてください。関心を持った事項については、各自でその詳細を調べてまとめてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
レジュメ(20%) 報告(20%) 質疑応答(30%) レポート(30%) (成績評価基準) 到達目標1:少なくとも1回以上、レポーターとしてレジュメを作成する。 到達目標2:少なくとも1回以上、レポーターとして報告して、質問にも回答する。 到達目標3:テキスト内容に関連する文献や統計データを報告の中で紹介する。 到達目標4:公共経済学の基本的な専門用語について説明できる。 備 考
必携PCを毎回の授業に持ってきてください。レジュメ等をTeamsで画面共有します。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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