教員名 : 松原 正至
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授業科目名
商法
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-MN-209L
担当教員名
松原 正至
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目 この授業の基礎となる科目
民法
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、民法を基礎とした民事法学の中でも、まず、ビジネスを対象にした商法についての概観的な理解を深めることを目的としています。さらに商法の知識を通じて、日本経済新聞に掲載されるビジネス記事について、理解できるようにすることを目的としています。 (到達目標) 到達目標1: 商法の基礎的な用語の意味が理解できるようになること。 到達目標2: 商法における法的概念の要件・効果が理解できるようになること。 到達目標3: ビジネスの場において実際に商法がどのように用いられ、また、効果をもたらしているのかを説明できること。 【授業の概要】
企業活動を行う際の基本法である商法について、その概略の理解を深めることを目標とします。
特に商行為概念から、さまざまなビジネス形態についての概略を説明します。 【授業計画と授業の方法】
※基本的に以下の項目を概説しますが、その時々の紹介記事により順序は前後します。
第 1回 商法という法律 その位置づけ 第 2回 絶対的商行為(1)定義 第 3回 絶対的商行為(2) 商人間売買 第 4回 営業的商行為(1)投機貸借、特にリース業 第 5回 営業的商行為(2)製造・加工業、運送業 第 6回 営業的商行為(3) 請負業、場屋取引 第 7回 営業的商行為(4) 銀行業 第 8回 営業的商行為(5)保険業 第 9回 営業的商行為(6)寄託営業、仲介営業 第10回 営業的商行為(7)証券業、信託業 第11回 企業のブランド(1)商標 第12回 企業のブランド(2)商号 第13回 会社法(1)株式会社会社の意義 第14回 会社法(2)コーポレート・ガバナンス 第15回 会社法(3)会社のファイナンス (授業の方法) 受講者が多人数と予想されますので、基本的にはパワーポイントを用いた講義形式で実施します。 その時々の出来事を基に論点を抽出して解説します。シラバス中のどのテーマに該当するか、また他のどのテーマと関連するかという点に特に留意して講義を進めます。 基本的に、講義ノートをとる形式で進めます。 テキスト・参考書
『日経業界地図2025年版』(日本経済新聞出版社)
授業時間外の学修
(事前学修)
日本経済新聞に毎日目を通して、関心のある記事をノートに記録してください。 (事後学修) 講義で触れた事象について必ず確認をして、論点をまとめてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
主として定期試験(80%)で評価しますが、講義への取り組みの学習成果として、ノートも加点対象とします(20%)。 (成績評価の基準) 到達目標1: 商法の用語に関する問題について正しく答えることができている。 到達目標2: 抽象的な設問に対して、法的要件・効果を正しく答えることができている 到達目標3: 具体的な事象において、商法の概念を用いて正しく説明できている。 備 考
日本経済新聞の記事を毎日把握しておいてください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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