教員名 : 笠井 俊信
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授業科目名
情報と倫理
開講年次
1年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-IN-106L/G-NS-122L
担当教員名
笠井 俊信
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・情報社会及び情報倫理 この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目標)
情報倫理の領域は多岐に渡っており非常に複雑な構造となっている。その構造を含め,情報モラル教育の中心的役割を担える情報教員になるために必要な知識を理解し,適切な情報モラル教育、情報倫理教育を実施できる教師としての基礎的な力を身につける。 (受講生の到達目標) 到達目標1:情報社会の特性を踏まえた適切な情報活用ができる。 到達目標2:情報モラル教育と情報倫理教育の違いを説明できる。 到達目標3:授業で学んだことや自分の考えを他人に分かりやすく説明できる。 【授業の概要】
高等学校共通教科「情報」の教員として必要となる情報倫理の内容について学ぶ。また,情報倫理は小中において必要性が高まっている情報モラルを教育するための基礎となる領域であることから,その中心的な役割を担うであろう情報教員として必要となる基礎的知識を理解することを目的とする。授業で学んだことや自分の考えを他者に説明したり教えたりすることを意識した演習課題に取り組むことで,理解を深めるだけではなく情報活用力の向上も目指す。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 イントロダクション,情報モラル・情報倫理とは? 第 2回 インターネットと情報社会 第 3回 情報社会における個人情報 第 4回 情報社会における知的財産権 第 5回 インターネットによる生活の変化 第 6回 インターネットとビジネス 第 7回 インターネットの教育利用 第 8回 教育におけるインターネットの影への対応 第 9回 インターネットとコミュニケーション 第10回 インターネットと犯罪 第11回 インターネットとセキュリティ 第12回 健全な情報社会を目指して 第13回 初等中等教育における情報モラル教育と情報倫理教育 第14回 情報モラル教育の授業設計演習 第15回 情報倫理教育の授業設計演習 (授業の方法) 授業は講義とその内容に関連した課題演習の組み合わせを繰り返す形式で進めていく。講義ではパワーポイントで作成したスライドを用いる形式で行う。課題演習は毎回目安となる時間を指定する。課題演習は7回行う予定。 テキスト・参考書
(テキスト)
使用しない。 (参考書) 「インターネットの光と影Ver.6」 情報教育学研究会 情報倫理教育研究グループ編 北大路書房 授業時間外の学修
(事後学修)
講義内容を復習し,取り組んだ演習課題の改善・洗練化を行う。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
7回の課題演習(100%) (成績評価の基準) 到達目標1:情報社会の特性を踏まえた適切な情報活用ができている。 到達目標2:情報モラル教育と情報倫理教育の違いを理解した表現ができている。 到達目標3:授業で学んだことや自分の考えを他人に分かりやすく説明する表現ができている。 備 考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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