教員名 : 栗田 広暁
|
授業科目名
財政学1
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-EC-205L
担当教員名
栗田 広暁
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
経済学入門1(ミクロ)
次に履修が望まれる科目
財政学2
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
現行の日本の財政制度を学ぶだけでなく、論理的な思考能力を養うことによって、財政の制度・財政学における概念・財政が直面している課題・対策について関連づけられるようにすること。 (受講生の到達目標) ・現行の日本の財政制度について説明することができる。 ・財政学における概念をもとに、日本の財政制度が直面している課題について説明することができる。 ・財政の制度・財政学における概念・財政が直面している課題・対策について関連づけることができる。 【授業の概要】
財政が果たす役割は大きく、租税の徴収および公債の発行による財源調達、ならびに公共財の供給を通じて、我々の生活に密接に関係しています。経済学の分野において、財政学の役割は、政府の経済活動が広く社会に及ぼす影響を明らかにし、より望ましい財政の姿を経済学のアプローチを用いて考察することです。本講義では、主に日本の国家財政の歳入面に焦点を当て、租税や公債の制度や機能について解説を行います。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 イントロダクション+ミクロ経済学の復習(講義、演習、フィードバック) 第 2回 財政の機能と仕組み(講義、演習、フィードバック) 第 3回 日本の予算制度1:予算の種類と形式(講義、演習、フィードバック) 第 4回 日本の予算制度2:決算制度および財政投融資(講義、演習、フィードバック) 第 5回 租税とは何か:日本の租税制度の概要および租税原則(講義、演習、フィードバック) 第 6回 租税の各論1:所得税の制度(講義、演習、フィードバック) 第 7回 租税の経済効果1:所得税の経済効果(講義、演習、フィードバック) 第 8回 租税の各論2:消費税の制度(講義、演習、フィードバック) 第 9回 租税の経済効果2:消費税の経済効果(講義、演習、フィードバック) 第10回 租税の各論3:法人税の制度(講義、演習、フィードバック) 第11回 租税の各論4:その他の税(講義、演習、フィードバック) 第12回 公債の制度(講義、演習、フィードバック) 第13回 政策としての公債(講義、演習、フィードバック) 第14回 財政の持続可能性(講義、演習、フィードバック) 第15回 まとめ(講義、演習、フィードバック) (授業の方法) 講義資料をポータルサイトにて配付します。毎回の授業では、ポータルサイトにて事前配付した講義資料に沿って講義を行うとともに、所々に確認のための演習を挟みます。毎回の授業の演習の出来具合や、質問に応じて、フィードバックも行います。 テキスト・参考書
テキスト・参考書は指定しない。講義資料を配付する。
授業時間外の学修
(事前学修)
事前にポータルサイトにアップロードした講義資料に目を通し、前提知識(授業に用いるミクロ経済学の基礎など)をよく確認しておいてください。 (事後学修) 授業中に難しく感じた部分を中心に、よく復習を行ってください。 成績評価の方法と基準
期末試験(100%)
受講生の到達目標、各回の内容に基づき、幅広く出題します。 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
|