教員名 : 荒井 貴史
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授業科目名
基礎演習2
開講年次
1年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-102S
担当教員名
荒井 貴史
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、平易なゲーム理論のテキストを輪読して、大学で学ぶための基礎的な知識やスキルを身につけることです。例えば、レポーターとしてのレジュメの作成、報告、質疑応答など能力や、輪読テキストの内容理解を深めるためのレファレンスの入手等の情報収集能力などです。 (受講生の到達目標) 到達目標1:テキストの担当箇所の内容を見やすくレジュメにまとめることができる。 到達目標2:担当箇所をレポーターとして報告を行い、質問にも回答できる。 到達目標3:担当箇所の内容に関連する文献などを入手できる。 到達目標4:ゲーム理論の基本的な専門用語について説明できる。 【授業の概要】
テキストの輪読を通して、レジュメの作成や報告、質疑応答などを行い、自らより深く考え、調べて、意見を述べられるようにする。特に、ゲーム理論の基礎を学び、「現代社会を生きるうえで重要な、利害の対立を克服して協力関係を築くための理性と感性」(テキストより引用)を養う。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 はじめに、ゼミの進め方、大学での学習について 第 2回 ゲーム理論とは何だろうか? 第 3回 選択と意思決定 第 4回 戦略ゲーム 第 5回 ナッシュ均衡点 第 6回 利害の対立と協力 第 7回 ダイナミックなゲーム 第 8回 繰り返しゲーム 第 9回 不確実な相手とのゲーム 第10回 交渉ゲーム 第11回 グループ形成と利得分配 第12回 進化ゲーム 第13回 ゲーム実験(1) 第14回 ゲーム実験(2) 第15回 まとめとレポート課題について (授業の方法) 授業は、テキストを輪読しながら、レポーターとしてのレジュメの作成、報告、質疑応答などの能力を実践的に修得します。最初の回での基本的な事項を教員が説明します。各回の授業は、レポーターとなる学生を中心に輪読を進めますが、教員も必要に応じて注意事項の指摘や補足的な説明を行います。 テキスト・参考書
(テキスト)
岡田章著 『ゲーム理論・入門 新版』 有斐閣 2014年 (参考書) 岡田章監修・著,加茂知幸,三上和彦,宮川敏治著『ゲーム理論ワークブック』有斐閣2015年 天谷研一著『図解で学ぶゲーム理論入門』日本能率協会マネジメントセンター2011年 授業時間外の学修
(事前学修)
テキストの該当箇所を読むことにより予習を行ってください。 (事後学修) テキストの該当箇所を再読してください。その際、計算などの部分は手を動かして確認するようにしてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
レジュメ(20%) 報告(20%) 質疑応答(30%) レポート(30%) (成績評価基準) 到達目標1:少なくとも1回以上、レポーターとしてレジュメを作成する。 到達目標2:少なくとも1回以上、レポーターとして報告して、質問にも回答する。 到達目標3:テキスト内容に関連する文献等を報告の中で紹介する。 到達目標4:ゲーム理論の基本的な専門用語について説明できる。 備 考
必携PCを毎回の授業に持ってきてください。レジュメ等をTeamsで画面共有します。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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